苦戦が続くリクルート
この半年間、各園でリクルート部隊を作り、懸命にやってきた
保育園志向の学生が多い中、昨年よりも少しだけ受験者が増えた。
本当に先生達ありがとう。
学生や養成校・・・そしてマスコミから発信される言葉に
「自分にあった会社(園)を選びましょう!」
という言葉を聞く。
私はこの言葉は学生を勘違いさせると思っている
最初は「合う、合わない」、いわば直感的なもので選定をするのは当然だと思う
しかし、最終的に自分の目で確かめて決断して、その会社(園)を選んだのであれば
合う合わないの前に自分が合わせていけないといけない。
自分の決断を正解にするのは自分自身である
新任に会社(園)を合わせていたら、信頼していただいているお客様(保護者)を裏切ることになるし、ベテランの負担は計り知れない
入ってからじゃないとわからないことが多いのはあたりまえであるし
人間関係であっても、新しい人が組織に入ってから新しい人間関係ができる
こんな当然なことを声を大にすればするほど、「厳しい」「時代遅れ」と敬遠される会社(園)になる
でも、採用のミスマッチを避けたいからやっぱり伝え続けている
ここは譲れない
しかし、新任の育成方法はここ数年で大きく変わった
スモールステップと承認をベースに取り組んでいる
また、子どもの成長とあまり関係のない仕事は大幅に削減し、早く帰れるようにもなった
時代が変われど譲れない部分と変化しなければいけない部分
私はここを自問自答し続けている
それが適切にできる企業(園)が生き残っていくのだと思う。