先日のTV「エチカの鏡」にレスリング大会の模様が放送されていました。白水学園でも取り入れています。男の子の「勇気」を育てることを一番の目的にしています。
実際にやってみて男の子から見えてきたものは
?けんかが減った
?クラスの結びつきが強くなり友情が芽生えてきた
?レスリングでスイッチが入り、様々な活動に積極的になった子が出てきた
?子どもを通じて、過保護に育てられている傾向の子がわかってきた
等々です。
男の子は本来、強いものに憧れます。だからウルトラマンが好きだし仮面ライダーが好きなのです。しかし、昨今の子育てでは「けんかはだめ」「手がでたらだめ」だめだめだらけ。かわいそう・・・どこで男の子特有のエネルギーを発散するのか???
何を隠そう私もよくけんかをしていました。ほとんどのことは我慢をする性格でしたが(きっと誰も信じない!)でしたが当時、極小だった僕(中1で142?)は「チビ」と言われると相手がだれであろうとぶん殴りにいって帰り討ちにあう少年でした。でも、そこで殴る、殴られる痛さと、相手を見て仕掛ける洞察力は間違いなく磨かれその後の人間関係作りに大いに役に立っています。
話はそれましたが、レスリングは危ないのでは・・・という声が聞こえてきそうですが、過去三年間大きなケガはありません。「相撲でいいんじゃない?」とも聞こえてきそうですが、立った状態から投げ飛ばされる相撲の方が危険です。そして、なによりも毎日の体操で柔軟性を養っているからこそレスリングに取り組めるのです。何もしてない園の子どもがいきなりレスリングすると大ケガをするでしょう
それから「うちの子はおとなしいんで・・・」というお母さんももちろんいらっしゃると思いますが、最初は無理をさせずに、やりたい子からさせていきます。でも、ある日突然・・・!
「僕もやってみる!」と言った瞬間の子どもに「心の成長」を感じます。
勝ち負けなんか関係ない!何にでも挑戦する
「勇気」を育てたいのです!!!
森の木ともみの木はもうそろそろ開始します。
くすの木は第三回クラス対抗レスリング大会を近々開催予定です。
シビレますよ~ 男の「眼」