昨日のフジTV放送の「エチカの鏡」に私達が取り組んでいる保育内容が放送されました。内容もシンプルに作られていましたのでわかりやすかったのではないかと思います。番組終了後には反響が凄く、約2万件の問い合わせがあったそうです。凄いですねTVの力は・・・幼稚園にも、資料請求のメールが続々と届いています!
ちょっと当時のことを振り返ると・・・
私はこれまで、全国の幼稚園や保育園をたくさん見学してきました。もちろん部分的にはよいところを取り入れていましたが、見学すればするほど白水学園の保育はバランスがよいと再確認もしていました。
ところが4年前、昨日紹介された保育園に見学に行き、出会った子ども達の姿に衝撃を受け、初めて「我が子をこの園で育てたかった!」と率直に思いました。
導入に際してたくさん悩み、たくさん職員と話もしました。祖母や父が50年の歴史の中で試行錯誤した保育内容です。カリキュラム変更は学園の生命線です。散々悩んだ結果、最終的には今の日本の現状から、
「このままではいかん。保護者に迎合してもいかん。子どもをもっとたくましくしたい!」
との思いで職員を説得し教育カリキュラム変更を決断しました。保護者のご批判は承知の上でした。
当然、保護者のたくさんのご意見を頂きましたが・・・
「子どもの成長の姿で答えていくしかない」
という覚悟を決めていました。説明が少なかったかもしれません。手順が悪かったかもしれません。でも、子どもを成長させたいという“信念”にぶれはありませんでした。
導入4年目の今
少しずつですが結果は出ており、昨年度は子ども達の姿が導入園131園の頂点に立ちました。
今、ここが変わった・良くなったと、自信を持って言えること・・・
それは、私達が
『子ども達と真剣に向き合うようになった』ことです
あきらかにカリキュラム変更前とは教師の意識が違います。
「どの子も成長させたい」
本当に本気で、全員がそう思って保育に取り組んでいます。
体操や読み書き計算・音楽を通じて出来ることを増やす。ここまででしたら確かに早期教育や体操中心園と思われても仕方がない部分はあります。
でも、私達は毎日の保育活動を通じ
100%どの子もできることを信じ!
そして何よりも子ども達の
心 = 森っ子・くすっ子・もみっ子
を育てているのです。
きっと、
私達の取り組みが評価されるのは今すぐではなく
数年かかることでしょう・・・
でも、子ども達の
・出来た瞬間の笑顔
・集中した表情
・できなくて悔し涙を流す顔
そんな姿をみていると必ず理解して頂ける日は来ると確信しています。
私達の取り組みが日本のスタンダードな幼児教育になり、世界中から
「日本人は素晴らしい」と
再び思ってもらえる日が来ることを信じて
明日からまた未来のために地味~に頑張りまっす!