今日は、くすの木学童塾 担任 奈々子先生のメッセージです 春日市では、小学校の二学期制が定着しつつあり、 一年生は初めての通知表を手にします。 通知表をもらう時は、毎回ドキドキの瞬間ですね。 先日、学童塾の子ども達に聞いてみました。 「先生は、まず、通知表のどこを見て、何が一番嬉しいと思う?」 すると、子ども達から、 『算数?国語?』という答えが出てきました。 もちろん、そこではありません。 『わかった!体育!』ちょっと違う…。 『絶対これやね!忘れ物をしない』『外で元気に遊ぶ』 ちょっと近づいてきましたが、そこでもない…。 『きちんと挨拶ができる!』いい答えが出てきました。 でもそれは、二番目に見るところ。さあ、一番は…?最後の最後に、やっと出ました。 『学校を休まないこと!』 子ども達は、意外な顔をしていました。 でも、休まないで元気に毎日学校に通うことが一番大切だと伝えました。 すると、子ども達の方から 『小学校と中学校は絶対行かないといけないって決まっているんですよね』という声が上がりました。 行くか、行かないか選ぶのではなくて、行くところ。 学校で嫌なことがあって、行きたくないと思っても、行かなくてはいけないところなのです。 幼稚園の頃から、最後まであきらめない気持ちで頑張ってきたのだから、 嫌なことがあっても逃げ出さないで、学校には行くことを話しました。 子どもがいろいろな理由で、行きたくないと訴える時があるかもしれませんが、 (我が子も三人とも経験あります…)将来、自立し仕事を持った時、絶対に逃げて欲しくない。 小学生の今からそれを伝えるのは早すぎることではないと思います。 自分で道を選べるようになってからも、 決して簡単に投げ出さない気持ちを今から育んでいきたいですね。 甘えたいのと自立したいのが共存している小学生時代。 私は学童塾の子ども達に、イタズラ、大声、楽しいこと大いにOK!と言っています。 ただし、時と場所をわきまえること。 そして、大切に思ってくれている人に心配をかけるようなこと、 また、他人に危険なことや迷惑をかけるようなことはしないこと。 いいことも悪いことも、子どもの時にしたたくさんの経験が人生を豊かにすると思います。 今のうちに、たくさん勉強して目いっぱい遊んで、色んなことに挑戦させましょう!