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たけしのつぶやき 文月 園長メッセージ〜幼児教育の重要性〜

今月は研修で学んだことを書きます。

5月の参観時の保護者に向けての教育説明会でも紹介している、

「学力の経済学」の著者 中室牧子先生の講演を聞く機会が再びありました。

要約すると

「幼少期に質の高い教育を受けると、幸せな人生を送ることができる」というエビデンス(根拠)を発表されています。

質の高い教育とは、「運動・知育・感性」の三つのバランスの良い白水学園のカリキュラムと思っていただいて構いません。

また、

認知能力(偏差値的な学力)も大切であるが、非認知能力(測定できない能力。具体的には、やる気、忍耐力、協調性、自制心等の森っ子・くすっ子・もみっ子)が幼少期は大変重要であることを、50年近く追跡調査をして結論を出された方の研究をされています。

そして、

非認知能力(心の面)を今の時期に育んでいけば、認知能力(学力)は向上するが、その逆である、認知能力(学力)的なことに力を入れても、非認知能力(心の面)を磨くことは難しい。

簡単に言えば、躾も何もせずに遊んでばかりではダメ、習い事ばかりでもダメ、甘やかして子供の欲求を満たしてばかりでは幸せな人生を歩むことは難しいということを、世界中からあらゆる情報を集め、長期間にわたり追跡調査をした結果です。

自分にいいように解釈している部分も当然ありますが、やはり、森っ子・くすっ子・もみっ子の心を育てていく白水学園の教育カリキュラムは絶対に間違っていないと確信しています。

白水学園には子育てに意識の高い保護者が多いです。しかし、その意識が学力偏重になったり、行き過ぎた愛情になったりしてしまうと、子供の成長にはつながらず自立には向かいません。

森っ子・くすっ子・もみっ子を土台に置き、我々も日々の保育に取り組んでいきます。ご家庭でも取り組んでいただくと子供の心は必ず成長します。幼稚園・家庭・子供が一緒になって子供を育てていくのが白水学園の考え方です。子供の未来を共に創りましょう!

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