理事長BLOG

たけしのつぶやき 皐月 園長メッセージ

入園して一ヶ月

泣いている子、地団駄を踏んでいる子、親の心配をよそにあっさり行く子

毎年の風物詩です

だんだん挨拶もでき、足を揃えることができ、お辞儀も上手になっています

ここに至るまでは、保護者の方も

「こんなはずでは…」「家ではできるのに…」「もっとさせておけばよかった」

と様々な葛藤や後悔があったと思います。

全ての人に当てはまる訳でもありませんし、

子供の持って生まれた性格もあると思いますが、

もう赤ちゃんではないのに

親が子供に何不自由なくしてあげ

抱っこと言えば抱っこし、

全て子供の言うがままにやってあげ、

ノンストレスに育てられた子供が、

小さな社会である幼稚園に入り

急に「歩いて」「挨拶して」「できることは自分でやろう」

と言われてもですね・・・

子供にとって求められるハードルが急で高いのです。

我々が「家庭でも、できることをさせて下さい」と

伝えているのはこのような現場をずっと見て来ているからこそです。

また、幼稚園で頑張っているからと、

休日に早起きをしなかったり、挨拶をさせなかったり、

身につけようとしていることを、親が良かれと思ってやってあげると、

何不自由のない快適な家庭から、

自分でやらなければけない幼稚園に不快感情が増してしまい

月曜日に「幼稚園に行きたくない」となりがちです。

在園児も環境が変わり、子供の調子が悪い時もあるかもしれませんが

全て子供に合わせるのではなく、

この子を環境に合わせるにはどうしたらいいのか?

と親として考えてみて下さい

自分の子育てをセルフカウンセリングすることも

時には必要です

一方、私達も、あの子が泣かなくなるように、

あの子に「幼稚園に行きたい!」と思わせるために

何が今、一番必要であるか・・・試行錯誤の連続です

こんなことを考えることが教師としての実力をつけていくことになります

当たり前ですが、子供は幼稚園だけでは育ちません

家庭があってこその幼稚園です

白水学園には「森っ子・くすっ子・もみっ子」という

教育方針の「柱」があります

ぜひ、ご家庭でも実践して下さい。

過去に、なかなか思うように子供が育たないと悩んでいた保護者が

くすっ子の言葉を家庭でも実践し始めて

「本当に変わりました!」という事例を私は何度も見てきています

幼稚園・子供・保護者の三位一体でやっていくこと

子供の心身を成長させていきます。

共に頑張りましょう。

私は皆様のサポーターです!

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