朝晩は、随分と肌寒くなりました
皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月1日は全国の私立幼稚園の願書受付日であり
日本中の理事長・園長が審判される日でもあります。
白水学園は以前ほどの新入園児は集まらなくなりました。
少子化での合併、幼児教育の無償化、保護者の保育園思考等々
言い訳を考えればいくらでも出てきますが
理事長である私自身の責任であると捉えています。
そのような中で我が園を選んでいただくことが大変光栄です。
在園児の皆様からのご紹介をありがたく思っております。
できることにベストを尽くして頑張るのみです。
ところで、時代と共に変えるものと、変えてはいけないものがあります。
変えてはいけないものは『あり方』の部分です。
・森っ子・くすっ子・もみっ子を軸に子供の心の成長を促していくこと
・先生達の育成をしながら幸せに導いていくこと
・保護者に幼稚園の想い出を残してもらうためにやるべきこと
ここは信念を貫いていく部分です。
一方、『やり方』は、時代と共に変化をさせていくべき部分です。
・子供の成長を促していくための保育カリキュラムの見直し
・鯛の解体ショーや味噌作りを通して、更に求めるものを明確にした給食会社の変更
・子供への教育だけでなく、新しい軸となる保護者への支援
あり方は変えずに、やり方は今後も改善を繰り返していきます。
さて、最近の子育てにおける価値観は、
「無理をさせない」「そこそこでいい」が多くなりました。
教育界でも子供を傷つけないようにする手法や仕組みがトレンドになってきています。
波風を立てないことは良いことなのかもしれませんが、その子供達の未来を見据えた時、
果たして、心地良いことばかりをさせることが正しいのだろうか…と、心配にもなります。
「あともうひと踏ん張り頑張れ」(少しの無理をさせる。そこそこであきらめない)
には、自分に対しての「負けるもんか」という気概が必要です。
しかし、「負けるもんか」と子供が思っても、
大人が「そんなに頑張らんでも…」とか「かわいそうに」と、
目先の優しさで言葉をかけると、
その気概を育てる機会を奪ってしまいます。
古い考えで時代遅れなのかもしれませんが、
この「負けるもんか」というような心を育てること(あり方)が必要であり、
その方法(やり方)は時代に合わせて変化させていきます。
最後になりますが、我が子の問題は親である以上一生続いていきます。
大きくなればなるほど問題も大きくなります
親として私も感じることは、
幼児期の子育ての悩みは小さいものであったと今更ながら思うことです。
「でも」…ですよね。今が大変ですもんね。
何でもご相談ください。お持ちしています。
追伸:先日も同じようなメッセージをしています→コチラ