今後の白水学園=「教育×子育て支援×人財育成」
日中の暑さは相変わらずですが朝晩はいくらか過ごしやすくなってきました。
さて、私のブログを読んでいる方は気になっていた方もいたとは思いますし、
今月の園便りにも記入しましたが、
来年度より、白水学園は新制度「施設型給付園」へ移行する決断を致しました。
極めてシンプルに説明するとしたら、お財布が福岡県から春日市に移行します。
保護者の皆様に関わる変更点は、なかよしクラブの料金を値下げができることですが、
それ以外に現時点での影響はないと思っています。
決断の大きな理由は、新制度に移行すると先生達への処遇改善ができることです。
この数年間で園児が減少し、収入が減っていますので経営面で様々な影響が出ています。
しかし、収入が減っても先生達の待遇面等を確保するためには
新制度に行くことが最善だと判断致しました。
また、白水学園はがこれまで大切にしてきた「教育」を、
これからも大切にすることに変わりはありません。
軸は「森っ子・くすっ子・もみっ子」です。
しかし、「やり方」は時代と共に変化をしていくものです。
英語を辞めて音読を取り入れたこともその最たる例です。
更にこれからはその「教育」だけではなく、「子育て支援」にも力を入れます。
本年度からスタートした「パピーカフェ」には、0〜2歳のお子様がいる方を中心に、
我々の予想を上回る人数の方が訪れてくれています。
「こんな場所があってとても助かります」
という声が日増しに多くなってきました。
微力ですが地域に貢献していることも今まで以上に感じています。
そして、『食育』にも力を入れます。
子供の成長を考えると「教育」だけでなく、生きていく上で幹となる
「食」の部分を見直す必要があると常々思っておりました。
そんな中、「オーガニックパパ」の社長と出会い、
子供の未来を考えた「食」にかける意気込みに私が賛同致しました。
ご存じの通りオーガニックの食材は高いです。
しかし、とにかく子供と先生に「良いものを食べさせたい」という想いから
社長と様々な面で交渉させていただいております。
最後は「人財育成」です。
これまでも私が最も力を注いできた部分です。
研修を増やしたから…正しいことや立派なことを伝えたから…といって
先生達が育つわけではありません。
帰る時間や仕事量の改善も随時見直していますが、
それだけで離職が減るわけではありません。
T O Pである私自身が「自分のあり方」と「指導技術」を学び続け、
その姿を見せていく人材育成の「原点」を見直しています。
私の目標は先生達と保護者の「最幸のサポーター」になることです。
すぐに結果が出る部分ではありませんが、自分自身が学び続けていきます。
さあ、いよいよ、もみの木&くすの木運動会です。
保護者の皆様、ビデオ・カメラ撮影ももちろん大切なことですが。
我が子をはじめ、目の前で頑張っている子供にたくさんの拍手をお願いします。
そして、歯をくしばって頑張る我が子の姿をファインダー越しではなく、
肉眼で見て見ませんか?
私の脳裏には、我が子がかけっこで相手を抜いた瞬間や
転んだ姿が20年近く経った今でもしっかり焼き付いています。
おすすめです!
当日はご来賓もたくさんお越しになります。
「子供の姿が素晴らしいし、白水学園の保護者は協力的で先生達は幸せですね」
と感じてもらい、
我が園が地域になくてはならない存在であることを
証明していくには皆様の力も必要です。
たくさんの拍手やご協力をよろしくお願いします。