「白水学園は親に厳しい・・・なんでこんなことを言われないといけないのかと最初は思いました。でも、今は言ってもらってよかったと心から思っています」
昨年、卒園したお母さんからしみじみと言われ深々と私に頭を下げられました。
私はどんな言い方を先生がしたのかまでは聞きませんでしたが、
その先生は子供のことを想い、正論をストレートに伝えたのではないかと思います
伝え方も重要です。でも、ここでは長くなるので省略しますが
きっと、お母さんは今までの育児を否定されたと思ったと思います
昨今、幼児教育に携わる先生方や小学校の先生方と意見交換をして感じることは、
ほとんどの方々が「親の子育てに介入するのは難しいですね」
という話になります
私は「何て無責任な・・・」と思いつつ、
自分も若い時は親が怖いし、嫌われるのが嫌だったので
伝えることをためらっていた時期を思い出します。
でも、今は違います。預かった責任があります。子供の未来を考えています
子供を見て、将来困る可能性があると思った時は、その子にどう対応していくのか?
お母さんには、どう伝えれば理解してくれるのか?
そんなことで先生達から相談を受けることが多くなっています。
しかし、大変難しい対応です。
私の判断でお母さんを怒らせた時もあります。
納得して良い方向に行った時もあります。
対応は完璧ではありません。
しかし、本気でその子のことを考えていることだけは事実です
我が子の実態を認めたくない親心もよくわかります
「うちの子に限って・・・」
この言葉の意味を我が子(特に息子)から思い知らされた経験もあります
こんな考えを先生達に伝えながら個人懇談を行います
先生達に懇談で気をつけることを一点だけ伝えています
「知ったかぶりをしちゃいかんよ。見ていないことや知らなかったことは謙虚に受け止めよう」
と・・・でも若い時は色々ありますね。
先生達も子供や親からいろんなことを教えてもらいながら成長していきます。
そんな先生達を応援し、親もサポートしていくのが私の仕事です
何かありましたら教えて下さい。