今日は当園のホームページを作成して頂いた
株式会社ブレスカンパニーの坂東さんのコラムを紹介します
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★口を出せ!★
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「ご両親は就職活動について何て言っているの?」と学生に聞くと、「『好きなようにしなさい』と任せてもらっている」という回答がとても多いです。
『大学を出して就職してもらえれば、親の務めは果たした』と思っている人が多いのでは?
親の要望を押し付け過ぎるのはどうかと思いますが、必要な口出しはしてほしいのです。
だって数百万の学費を投資している訳ですから、その行方はきちんと見定めたくありませんか?
(私の実感では学生10人中2~3人は自分の学費が幾らかさえ知りませんよ!)
また、大卒新人の3人に1人が、入社後3年以内に離職しています。
はっきりいって3年以内の退職は「履歴書が汚れる」だけ。
何ひとつプラスはありません!
お子さんに言ってあげてください。
「入社したら3年は絶対に辞めてはいけない。そういう覚悟ができる企業を選びなさい」と。
そして、問いかけてください。
「なんのために就職するの?」
「なぜ、その会社に就職したいの?どういう基準で就職先を選ぼうとしているの?」
30年前に比べて、日本経済は劇的に豊かになりました。
すでに満たされている学生は、就職に対しても考え方が多様化しています。
よく聞くのは「大学まで出してもらった手前…」「ニートはカッコつかないから…」
という “消極的な理由” で就活している学生のホンネ。
とりあえず就職先を決めて、入社後『思っていたのと違った』という理由ですぐ辞める位なら、ニートになってでも就職を先延ばしした方がよっぽどマシだと、私は思うのです。
私も切実な願いです。
白水学園の先生も年度途中で辞めそうになった時に
親から「あなたの人生だから」とか「自分で決めたら」
というアドバイスを受けた先生はいかなる説得をしても、ほぼ辞めます
逆に、母親からの励ましや、父親の喝が入ると何とか継続していきます
社会人一年目は様々な困難があって当たり前
やはり我が子中心のアドバイスではなく、社会人としての厳しさも人生の先輩として
親は我が子に教えていかないといけないと自分も考えています。