急に暑くなりました。コロナ対策も引き続き行いますが
熱中症対策も注意して保育を行なっていきます。
さて、小学校との協議会や連絡会等、
保育園も交えての会議がここ数年多くなっています。
ここで、これまでの小学校の先生からのメッセージをお知らせします
1 白水学園の卒園児について
・挨拶をする、自分で荷物を持つ、外でよく遊ぶ、時間を守る、話が聞くことができる等
基本的なことができている子が多い
・注意をされても前向きに捉えて改善しようとする子が多い
ありがたいことに、このような評価をいただいております。
しかし、我々にとっては「あたりまえ」のことだと思っています
2 一年生で困っていること
・困ったことやわからないことを自分で言えない(黙り込む。首を傾げる)
・食事のマナーや・登下校の仕方等、基本的に家庭で教えるべきことを教えられていない
・偏食が多い
・好きなことはするが、ちょっとした我慢ができない
・いまだに、「ママがいい〜」と泣き叫び、保護者が抱っこして登下校する姿もある
このようなことを小学校の先生に教えて頂きました。
やはり困っている子の共通項は
親が過保護・過干渉の傾向が強いということでした。
失敗しないように先回りしたり、
代わりにやってあげたりしても
結局、困るのは我が子です。
また、我が子が困ったからと言って
先生達の「配慮不足」にする他責の考えでは
いつもでたっても我が子は自立をしません
子どもが困った時にまず、自分の子育てを振り返る必要があります
また、残念ながら春日市は不登校の数が少なくありません。
この不登校を改善する初期治療を皆様ご存知ですか?
それは、『早寝・早起き・朝ご飯』なのです。(全ての事に当てはまる改善法ではない)
「なあ〜んだ」と思われると思いますが
我が子にビシッと言えない親にとってはとても辛い習慣の改善だそうです
だからというわけではないのですが
9:00過ぎ登園が多い方にチョコチョコと注意をしてしたり
毅然と叱る大切さを伝えているのです
色んなメッセージを書きましたが
少し気づくことがあれば嬉しいです
しかし、森っ子・くすっ子・もみっ子のような
人間形成の『根っこ』の部分を言い続けていけば
大きく外れていく可能性は低くなります。
人を育てるとは流れる川に文字を書くようなものです
嫌なことを我が子に言い続けるのは根気が入りますね
しかし、何度も繰り返してよき習慣を身につけたり、
自分でできることを増やしたりするのが親の役割です。
もちろん我々も全力でサポートしていきます。
『親離れ(自立)できない子は、子離れをしようとしない親の責任』なのです。
迷った時や悩んだ時はいつでも相談して下さい。
子どもの未来を創るのは我々大人の責任です。