息子二人はそれぞれ、習い事をしています。
小5の長男は、ピアノとスポーツクラブ
年中の次男は英語とスポーツクラブです。
長男が小4になってピアノと言い出した時は、「えっ!!」と思いましたが、自分で決めたことなので最低三年はするようにと言って、習わせるようにしました。週一回のレッスンと地道な練習はやっているようです。
その兄の姿を見て、次男も音楽がだんだん好きになってきたようです。幼稚園の鍵盤ハーモニカに火がついてきたようです。
ところで、私はというと子どもの頃、自分からこれを習いに行きたいと言ったことはありませんでした。
ただ、母が何か身につけておいた方がいいだろうということで、習字と、なぜか少林寺拳法を習いました。それぞれ5年間通ってました。少林寺拳法は“きつい・いたい・髪を坊主にしたくない”の理由で行かないでいい方法を子どもなりに考えていましたが、母は容赦なく私を行かせていました。
今、運動オンチの私に何も身についていないと思いますが、一つだけ、心に残ったことがあります。
それは、強さとは何?ということです。
ある日、少林寺の先輩が学校で友達と喧嘩をしてしまったみたいです。その情報は少林寺の先生の耳に入り、今まで見たこともない形相で、その先輩を怒っていました。
「絶対に弱いものをいじめないこと。力がつくということは、責任がある。使い方を絶対間違えるな!」
というものでした。
体を鍛えるだけでは絶対にダメ。
心の成長が何よりも大事だと子どもながらに感じていました。
息子二人も、何を通じてでもいいのですが、心が成長してくれることが、私の一番の願いです。
坊主頭の私です。
髪を切った次の日、学校を休もうかと思いました。