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森の木幼稚園 お盆の思い出話(森川)

今年のお盆も例年通り
夫と私、両家の実家に行きました
汗だくになりながらお墓の掃除
その後お参り
長崎ではお盆に(特に初盆)
お墓に提灯を立て
花火や爆竹を盛大にします
お墓で爆竹?!
長崎ならではですよね
お盆はしっかりご先祖様に
例年通りお努めしました

今日は、私の子どもの頃の
お盆の思い出を書いてみます

お供えに
白玉団子にあんこを添えたものを作ります
丸めたら真ん中を指でへこませて
お湯の中へ
「浮いたらすくうて氷水に付けんね」
おばあちゃんが作るのを
隣で覗きながら手伝うのが楽しかった
精霊流しの船が通り過ぎた後を
従兄たちと追いかけて
道に落ちてる着火されなかった爆竹を
袋一杯集めたっけ
玄関には家紋の付いた提灯を提げ
迎え火をして
たらいに水をはって置きました
「ご先祖様が帰って来なって
足を洗ろうて家に入いんなるとさ」
「後でたらいを見てごらん
足を洗った後は水が濁るよ」
そう言われて恐る恐る何度も
たらいの水が濁っていないか
確認しにいったのを覚えてる
今思うと「濁るよ」と言ったのは
子どもをからかって父が言ったことだったかな

今の子ども達にもお盆の思い出
その家、その地方ならではのことが
大きくなって残っているといいですね
その為には、私達が知って
教えていかなければいけないですね
私達がそうして心に残っているように

夏休みもあと少し
もうすぐ園舎に元気な森っ子の声や姿が
返ってきますね
夏の思い出話を沢山聞かせてくれるでしょう
明日からのブログはまた担任の先生達が
夏の思い出を書いてくれますよ
お楽しみに!

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