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もみの木幼稚園 伝えていくこと(鷹取)

今、偉人伝を幼稚園でしていますが、その中に「二宮金次郎」がいます。

背中に薪を背負い、手に本を持ち、歩いている姿の銅像が有名だと思います。

金次郎は、子どもの時にお父さんが亡くなり、お母さんも病気になってしまいます。

そこで自分が家族を守っていくという思いで、早朝から薪を取って売りに行き、夜は草鞋作りをして

生計をたてていたそうです。一日中働いてばかりでしたが、それでも立派な人になるために勉強を続けていたようです。

その二宮金次郎の銅像も最近変わってきていると聞きました。

歩きスマホを助長させるからという理由で、撤去されたり、座ったポーズになったりしているとか・・・

色々理由はあるかもしれませんが、銅像を座らせることよりも、二宮金次郎の銅像を通じて、大人が何を子どもに伝えていくかということの方が大事なのではないかと思います。

話は変わりますが、「西郷どん」が始まりましたね。

私の好きな偉人の一人でこれからが楽しみです!

西郷隆盛も幼稚園の偉人伝で話すことができればと思っています。

最後に、今年度子育て応援セミナーで講演された白駒妃登美さんが仰っていたことですが、

「歴史を学ぶ上で、真実を研究することも大切だが、それよりも先人が何を恐れ、何を信じ、何を大切にしてきたのかを学ぶことが大切である」

という言葉が印象的でした。

本当に、今の子ども達のために我々大人が大切なことを引き継いでいきたいものですね。

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