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もみの木幼稚園 当たり前がかっこいい 【園長】

昨日、コンビニで買い物をし、

レジでお金を払っていたところ

ある男性客がレジの横にある

コーヒーメーカー(お馴染みの○ブンカフェです)で

コーヒーを淹れ終え、取り出そうとした時に

何かに引っ掛かったのか、

コーヒーをあたりにぶちまけてしまいました。

その男性客は「すみません…」と謝り

モップと台フキを持って駆け付けた店員と片付け

それを終えると、カップを再利用し、

財布からお金を出して渡し、

「淹れ直してもいいですか?」と尋ねました。

店員さんは恐縮された様子で「それでいいですか?」と尋ねると

その男性は「私の不注意ですから…」と言って

できたコーヒーを今度は慎重に持ち

「すみませんでした」と一言残し、

そのコンビニを後にしました。

 

その男性客の行動は当たり前と言えばすごく当たり前のことですが、

「お客」という立場を盾に取り、店員に土下座までさせ恐喝した事件が

あったばかりで、善悪の判断が揺らいでいる世の中、

「そんな人ばかりではないんだ…」と少し安心しました。

 

店員さんの「それでいいですか?」の言葉や

その場の雰囲気から考えると、

(無料で)「もう一度淹れ直してもいいですよ」

という意味だったのかもしれません。

しかし、その方の頭にはそんなことは微塵もなかったのでしょう。

損得ではなく善悪の判断が自然にできることは

素晴らし事だと思います。

当たり前のことをサラッと自然に行動できる姿が

とてもかっこ良かったです!

 

日常の些細なことかも知れませんが

自分は善悪ではなく損得で物事を考えていないだろうか…

と考えさせられる一件でした。

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