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もみの木幼稚園 気づかいを学ばねば… 【園長】

あの時なぜその一言が言えなかったのだろう…

あの時こうしておけば良かった…など

最近、人への気づかいで反省することがしばしばあります

自分自身が気づかいができなければ

子どもにも教えられない…

職場でも先生達に伝えられない…

もっと人に対する気づかいを学ばなければ…

という思いで書店に行きました

見つけた本は

『日本人にしかできない「気づかい」の習慣』

著:上田比呂志 氏

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老舗料亭で育ち、“百貨店の王”と言われた三越に就職し

ディズニーで仕組みを学んだという著者が書いた本

「ディズニーにも超えられなかったものが日本にはあります」という書き出しで

相手を大切にする・和を大切にする・四季を大切にする

そんな感性から生まれる人への細やかな配慮や繊細な所作こそ

日本人にしかできない気づかい…

難しい言葉ですが「う~ん」と唸らせられたことがたくさんありました

その中でも子育てに関しては

「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文(ふみ)、十五理(ことわり)で末決まる」

という江戸時代に優秀な商人を育てるためのマニュアルが紹介されていました

3歳までに豊かな心に従った善を行わせ

6歳までに挨拶・礼儀を教え込み

9歳までに相手を考える言葉が言えるようにする

12歳までに挨拶文、お礼状など季節のご挨拶を入れて書けるようにして

15歳であらゆることを理解させなさい

あとはその子自身の人生(昔は15で元服、一人前の大人)

15歳で気づかいのできる自立した人間にするための先人の知恵を知り

改めて日本人の素晴らしさを感じました

我が家の長男ももうすぐ元服

残り一年しか…いや一年ある…焦ります…

おっと、その前にまず自分です…

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