今、息子は5年生でソフトボールをしています。
昨日、福岡市の新人戦(5年生以下の試合)がありました。
守備はセカンド、
打順は9番、またはDP(守り専門で打席には代わりの人が立つ)
打てないので守備専門です。
成績は運良く3位になれました。
しかし、準決勝で大敗したにも関わらず、
そこには“悔しい!”という姿は全く見られませんでした。
なぜか?
それは必死になって練習していないからです。
「この試合、絶対勝つんだ!」という気持ちで
臨んでいないことが一番の理由です。
家に帰って息子と話しました。
試合でエラーすること
三振すること
試合に負けたこと
それはしょうがないこと
必死にボールに食らいついて
チームが勝つために自分がアウトにするんだ!
自分が誰よりも声を出してピッチャーを助けるんだ!
試合でバットを持てるように
人より一回でも多く素振りをする!
そんな気持ちが欠けていたことを話し合いました。
そこから息子の目から涙が溢れてきました。
「自分はどうせ打てない、この程度なんだ」
と思っていたようです。
私が部屋を出た後、
しばらく息子は声を上げなら泣いていました。
その後、しばらくしてグローブの手入れをして
外で、黙々と素振りをしていました
「それ、それ、その気持ち!」と言うと
とてもいい表情をしていました。
この気持ちを持ち続けてほしいと思っています。
結果として勝っても負けても
そこまでの過程が大事だということを伝えたい。
次の試合は
必死にボールを追いかけて
ユニフォームを真っ黒にして、
“悔し涙”を流してほしい…
そう思った一日でした。