実家の両親の野暮用で、ちょっと出かけました。
三女は塾でいなかったので、次女だけが一緒に来ました。
休日に仕事の多い主人も、幸い休みだったので一緒に。
で、所用が終わった帰りがけ、何度も出かけたくないので、
両親や主人と次女に買い物に付き合ってもらいました。
一週間に一度、私が大量の食料品を買い込む近所の商業施設。
実家の近くに同じ商業施設はあれど、
当然置いてあるものは違い、ついつい目的外の道へ進む両親と次女と私。
…あ、忘れてた。この人がいた。
日頃、女子の買い物に付き合うことが本当に苦痛そうな人。
たまに一緒に出掛けても、可能な限り車の中で待機したがる人。
ふと見ると、すでに顔は不機嫌色になりつつある模様…。マズい。
…う~ん…。
そういえば、次女がセリアに用があると言っていた!
「ねえねえ、お父さんとセリア行ったら?」
「は?なんで?」
「イヤ、ほら、お父さんの行きたそうなとこナイやん…」
「ああ!あ、そうやね」
100均で潰す時間なんて知れたものだとは思いましたが、
察しの良い、そして一番主人の扱いが上手い次女に救われ、
私は母と、父は一人で、しばらく自由行動。
…で。
それぞれに目的も済ませ、大体の時間で集合。
「その荷物…何!?」
カジュアルな衣料品を扱うお店のロゴが入った大きな袋を持った次女。
「ん?お父さんの」
とぼけた表情の次女を見て、ピンときた!
「…買ってやったと?」
「イヤ、俺のよ」
「何買ったと?」
「上着。ワカも一緒に着るって」
イヤイヤイヤイヤ!着らんでしょう!!アナタが!!!
どうやら、「お父さん、これいいっちゃない」
とかなんとか言いながら「ウチも借りてイイ?」
なんてことになったらしく…。
「メンズをダボって着るの流行っとるとよ」
すかさず口を挟む次女。
なんてちゃっかりしてるんだ…。
「ホント、お父さんの扱いが上手いね…」
私の買い物に付き合わせれば、ムスッとしかしていないような主人も、
娘と二人なら楽しい時間を過ごせるようで笑
メンズをダボっと着る…
私も借りようっと!?