「娘さん、ちゃんと反抗期ありますか?」
たまに、長女のことでこう聞く方がいらっしゃいます。
その度に、私が思うこと。
「あの、ソトヅラキングめ…」
もともと、愛想のいい子ではありませんが、
家の外では、
それなりに敬語を使い、
それなりに受け応えをしているようで、
不機嫌極まりない家の中とは大違い。
些細なことで『超』不機嫌になるので、
不機嫌になるとこちらがイライラしてしまうので、
できれば
機嫌を損ねたくない。
だからといって、
ご機嫌取りなんかしたくない。
…あぁ、
思春期のムスメなんてメンドクサイ…。
中学入学頃から始まった反抗期。
もちろん、
私にも反抗期を過ごした記憶はあるので、
今更ながら、親に申し訳なかったな~…なんて思いますが、
でも、
だからといって、
ムスメの反抗期をマルマル受け入れられるほど寛容にはなれず…。
ところが、
ここ数週間、穏やかなムスメ。
「おっ!反抗期終了か?」
そう思っていたら
「最近、私、機嫌よくない?(機嫌がいいでしょ?と言わんばかりの聞き方)」と。
「…え?…あぁ、うん、そうやね」
「やっぱりそう思う?」
「…なんで?何か理由でもあると?」
「ないよ。ないけど、自分で機嫌いいな~って思うけん」
…なんだそりゃ。
まあ、友達の事だったり何だりと、
いろいろあるのが思春期なんだろうけれど。
「私、機嫌いいでしょ」
なんてやられると、
じゃあ、毎日機嫌よくしてなさい!!
と、言いたくなるんですが…。
この穏やかさ、
あとどれくらいもつかな~(笑)
今日の、どうでもイイ小ネタ。
私は、右手が右肩に、左手が左肩に付きません。
…わかりにくいですよね。
ラジオ体操で言うところの、
「両手を上にあげて…真っ直ぐ肩に下ろす」
(こんな説明ありますかね?)
の、動作です。
子どもの頃、ラジオ体操でこの動作をしながら、
なぜ自分だけが肩に手が届かないのか不思議でした。
勢いが足りないのかと、
思いっきり下ろしてみても、
届かない(付かない)。
もちろん、
そんな細かいところに気づく友人もなく、
誰に突っ込まれることもありませんでしたが、
でも、
これってきっと変なんだ…
そう思っていました。
大人になって、友人に話したり職場で話したりすると、
「え~!?ホントに???」と笑ってもらえますが、
「あ、私も付かんよ~」
なんて言う方には会うこともなく。
で、先日、
我が子達が、なんちゃない会話をしていたのですが…。
長女の「こうすればいいやん」の言葉に
「だってできんもん、ホラ」と返した三女の言葉にふと目を向けると、
なんと、あの動作!
つ、付いてない!
確かに、両手が両肩から離れてる!!
その様子を見ていた長女と次女は爆笑。
「ちょ、ちょ、見て、お母さん見て!手が付かんとって、おかしくない!?」
笑い転げながら私を呼ぶ長女と次女に、
「そんな笑わんでいいやん、お母さんも付かんし」
とやってみせると、
「うそやん!!!」
と、これまた大爆笑。
そうか、言ったことなかったっけ。
でも、そんなに笑わんでよくない?
「それ、いつ気づいたと?」
そう三女に聞いたら
「幼稚園の時」の返事。
そうか~、3年以上前から自覚してたのね。
初めて同じような人に出会ったと思ったら、
自分の遺伝子を次ぐ我が子なんて…。
も一つ。
私は、右膝の下に生まれつきのアザがありますが、
長女にも生まれた時から
私と同じ場所に(若干私より色が薄めで大きさも小さめですが)同じようなアザがあります。
あと、
私の両手小指はまっすぐに伸びませんが、
これは、父譲りです。
…ホント、
遺伝って笑える…☆