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くすの木幼稚園 ちょっとハズカシイ記憶(関)

長女を初めて

自分や家族以外の誰かの手に委ねたのは、

長女がちょうど

一歳になった頃でした。

仕事に復帰できる機会を頂き、

保育園を探して預けました。

私自身、

もともと保育士で、

保育園に我が子を預けることには

何の抵抗もありませんでした。

…それなのに。

初めて保育園を訪れ、

入園手続きの説明を聞き、

「それじゃあ、ちょとだけお子さんをお預かりしましょうか」

そう言われて、

成り行きのままに2時間ほど預けることになり、

スッと我が子が

私の腕から離れた瞬間、

「…。」

なんの言葉も出ませんでした。

泣くわけでもなく、

無表情のまま

ベテランと思われる保育士さんに抱かれる我が子。

「…お願いします」

保育士さんの顔を見ては、

そう言うのが精一杯で、

その場を走って去りました。

自分でも驚いたことに、

走りながら

涙が溢れました。

自分が、

こんなに我が子に執着があったのかと

正直驚いた瞬間でもありました。

もちろん、

そんな感傷は2~3日のもので、

次の日には涙が溢れることもありませんでしたが、

なんとも自分に驚いた記憶として

今もしっかりと覚えています。

ところが、

それから三年後。

全く同じシチュエーションで

次女を預けましたが、

センチメンタルなんてドコへやら(笑)

笑顔で手を振って別れ、

これは、

さらに二年後の三女の時も

当然同様デシタ。

もちろん、

保育園に対する信頼が

深くなっていたこともあると思います。

私自身、

泣くようなこっちゃナイ。と、

自覚もしました。

今思えば、

ただただ恥ずかしいだけの思い出です…。

今日の、どうでもイイ小ネタ。

家庭訪問がありました。

次女の担任の先生は、

三年前にも担任をしてくださった方で、

次女のこともよくご存知。

その先生が、

「お母さんには、なんでも正直に話しますね」

そう前置きをして

お話になったことは、

「『アノ問題児の女の子と同じクラスなんですよね?』とか

『今年はアノ子がいるんでしょう?』とか、

家庭訪問先で言われるんです。

でもね、私はそんな問題のある子じゃないって

ちゃんとわかってるんで、

お母さん、

私にこの一年任せてくださいね!!」

「…。」

先生、本当にありがとうございます。

どうぞ、

ビシバシとご指導ください。

あぁ…。

本当に…。

スミマセン…。

担任の先生に、心から、感謝…!!!

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