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くすの木幼稚園 くすっ子(関)

春休みに入り、静かな園舎でこの二日を過ごしました。

…淋しいなぁ…。

と言うのが、ホントのところです。

くすっ子は、何をして過ごしているでしょうか…。

 

さて、我が家の娘達も土曜日から春休み。

金曜日には、

中学校からも小学校からも、

通知表なる『我が子の評価表』をいただきました。

…まあ、三人三様ですよね。

ここまで違うのか!?

と思うくらい、

中に書いてあることが違う。

そこには、

学力の面も、学習態度の面も、日常生活の様子も、

全く違うことが書いてありました。

アタリマエと言えばアタリマエなのでしょうが…。

「ちょっと見てよ」と持ってくる長女。

バツが悪そうに苦笑いで持ってくる次女。

ポンッとテーブルの上において立ち去る三女。

イヤ~、笑えます。

あ、イエ、笑えない中身もあるのですが✩

 

『くすっ子』としての『心』を身につけて就学したはずの次女と三女。

入学式の姿こそ、安心したものでしたが、

その後は、あれよあれよという間に

『くすっ子』はどこへやら…。

つくづくと、家庭の躾は大事だと身につまされました。

当たり前ですが、

幼稚園だけで全てが形成されるはずもなく、

幼稚園生活で身に付いた

『挨拶』や『諦めない気持ち』は、

「出来たんだからやれるだろう」では続かない…。

『人の話を聞く』ことも、

「その授業態度はないでしょう!?」なんてことになる。

やっぱり、

家庭でしっかりと教えなければダメなのです。

何が良くて何が悪いのか、

我が子とちゃんと向き合っていかなきゃな~…と、思いました。

 

 ところで、発表会のDVDを観ました。

ほんの一ヶ月前ですが、ずいぶん前のことのような感覚を覚えながらも、

みんな本当によく頑張っていて、やっぱり感動!

で、体操のシーンを見ていた長女が、

「ねえ、逆立ちで歩くとき足伸ばさんでいいと?」

と一言。

体育の授業で、倒立や倒立前転等があったようで、

その足は、随分厳しく指摘されたらしい。

「伸びとっても伸びてなくてもどっちが良いとか悪いとかじゃないとよ、

別に体操選手を育てよるわけじゃないけんね」

「じゃあ、何を育てよると?」

「え~っと、『やってみよう』って気持ちとか、

『できんけんや~めた、じゃなくてできるまで頑張ろう』って気持ちとか」

「あぁ、心ね。それ、私にはないものやん」

「…」

体育を苦手とする長女。

確かに、「どうせ私は運動音痴」と思っているフシがある。

『くすっ子』ではなかった長女に、もし今の保育を受けさせてあげてたら…。

イヤ、『もし』の話は無駄ですね。

やっぱり、子育ての根幹は親である私。

今更…と思わず、諦めない心とか教えなきゃな~☆

 

 

今日の、どうでもイイ小ネタ。

「また怪我した~」と、帰宅後、傷跡を披露する次女。

何かとケガの多い次女で、

私も「またか」くらいの適当な対応(笑)。

そこで、何故か珍しく長女が口を挟み、

「なんしよったと?」

「えっとね…(ウンヌンカンヌンと細かい説明)」

「あ~、ま、それくらいなら、私もしょっちゅうよ。でも、しょうがないとよ、お母さんの子やけん」

「そうなん?」

「そうよ、お母さんしょっちゅうケガしよるやろ、

あんまり目立たんようにしとるけど、青アザとか切り傷とかいっぱいあるよ」

「へ~!じゃ、しょうがないと?」

「そう、あきらめり」

 

…イヤ、まあ、そうね、確かに。

でも、そんな会話を目の前で交わされたら、

お母さん、何も言えん!

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