「お母さん、赤ちゃんの時の写真とか持っていかないかんけん頂戴ね」
三女の一言。
「あぁ!!」
…そうだった。
またこのイベント(?)がやってきた。
上の二人も、2年生のこの時期、同じ要請をしてきました。
これは何かというと…。
学校の授業で、『大きくなった私達』といった題材で、
生まれてからこれまでの数年間を振り返りながら、
成長の過程や支えてくれた人達を知る…というものらしい。
それに伴い、保護者に要求されるのが、
幼少期に使用していた思い出の品物や当時の写真を持参させること。
普通は、何の問題もなく準備されることと思います。
きっと、「これはね~…」なんて我が子に当時の思い出話をしながら
楽しく準備されることと思います。
もしかすると、そんなこともこの授業のねらいの一つなのかもしれません。
…普通なら。
これを書くと、お母様方には呆れられると思いますが、
もしかして、もう想像はついていらっしゃるかもしれませんが、
私は、娘達のアルバムの整理をほとんどしていません…。
アルバムに整理された写真ももちろんアリはしますが、
3分の2…?4分の3…?は、箱の中にドサドサと。
とてもじゃないですが、
娘に「この写真はね~…♪」なんて言いながら選べる状態では、ナイ。
長女の時に「こんな授業があるんだ」と学習し、
次女に同じ授業があったら困るから、次女の写真はバッチリまとめておこう、
そう思った記憶はありますが、
結局実行はされず。
いつも頭の片隅にアリはするものの、
なんのことはない、長女の時の反省は、
次女はおろか三女に生かされることもありませんでした…。
さて、土曜の午後。
写真や、その他成長をうかがえるものを詰め込んだダンボールをひっくり返し、
写真を仕分けし、
選別し、
コピーし…。
三女と確認していたら、
「なにこれ、こんな写真ウチにあったと!?」と次女。
「…。」
アルバムにまとめられていない写真は、当然、娘達の目に触れられることもないワケで。
日々、母親として反省することがたくさんあるのですが、
この度、
母親というより、自分の怠惰さを地の底まで反省致しました…。
ところで。
その後、諸用で久留米方面へ長女と南下。
途中、後部座席から「見て!ヒコーキ雲、めっちゃキレイよ!」と
感嘆の声が上がりました。
運転手の私に見てと言われても…と思いながら、チラリと目をやると、
二本のヒコーキ雲が左右から同時に発生中。
夕日に映えて、確かに美しい。
すかさず長女が「あ、カメラは!?」
「ないよ…」
「また持ってきてないと!?」
「…ウン…」
「もう!じゃあ、携帯!携帯でイイけん貸して!」
でも、未だガラケーである私の携帯カメラでは、
空の写真なんて思うように撮れるはずもなく。
…実は、写真の整理ができていないダメ母である前に、
カメラを忘れてくるマヌケでもあります。
家族でどこかへ出かける時に、現地到着後、
「あ、カメラ忘れた…」と、つぶやくこともしばしば。
長女からは、「いつでもバッグに入れとけばいいやん」と言われているのですが、
結局、バッグを変えたり重くなったりすると、
忘れちゃうんですよね…。
でも、今回のヒコーキ雲みたいなことがあると、
持ち歩く習慣をつけなきゃな~と、思わないでもないのですが…。
(イヤ、スマホにすればイイとか…???イヤ、それはまた別のハナシ!)
写真が撮れなかったことを悔やむ長女に
「記録より記憶よ!」
なんて誤魔化してみましたが、「なんソレ、意味ワカラン」と一蹴。
…そりゃそうだ。
その後、その二本のヒコーキ雲は交差し、夕方の空に綺麗なバッテン(?)ができました。
交差するヒコーキ雲なんてはじめて見たな~、
ホント、カメラがあったらよかったな~、
そう思いながら、
意地でもこの雲のことを覚えておいて、
長女が大きくなったら話してやる!と誓いました…(笑)。
今日の、どうでもイイ小ネタ。
最近好きなモノ。
COCOIROというペン。
骨盤枕(笑)
靴下用カイロ(!)
土曜夜9:00からのNHKドラマ☆
(唐沢さん、結構スキです!)