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くすの木学童塾 コロナの中で育つ子ども達

コロナで例年のような活動ができなかった昨年。このような状況で、私達大人が、子ども達の為にできることはないかと、考え続けた一年でした。緊急事態宣言、休校、運動会などの行事が行えない等、考えもつかないことが起こりました。

 

しかし、振り返ると、そのような中でも子ども達の元気は相変わらずで、おかげで私もいつものように子ども達と楽しく過ごせたことが嬉しかったです。子どもは大人が思うよりも順応性があり、たくましい部分もあるのだな、と改めて思わされました。一番それを感じたのが、休校や休塾になってからの学童塾の子ども達の過ごし方です。

それは、ご家庭の方針が大きく影響していることは言うまでもありません。(今更ですが、お母さんお父さん方、本当にお疲れ様でした!)

 時間を決めて走りに行ったり、毎日の勉強を時間割のように組み立てて行ったり、そして、学童塾にも教材を取りに来てたくさん進めた子も多かったです。その時期にグンと進んで理解が深まった子もいました。子どもって、どんな状況でも、大人の関わり次第で、できるのだということが今回の事態を経験することで分かりました。そんな力を秘めた子ども達、これからもっと能力を引き出すために、頑張っていきます!

 

 さて、冬休みの学童塾の過ごし方を少し…。まず、毎年恒例の『大掃除』。自分が使う机、椅子、棚はもちろんのこと、窓や壁など、黙々と働いていました。例年、「どこをしたらいいですか?」と途中聞いてくる子がいるのですが、今年はそれぞれが仕事を探し、約一時間の大掃除を全うしました。

中でも大物が、『扇風機』です。分解し拭き上げ、組み立てて、最後にきちんと回転すれば完了です。三人一組で、試行錯誤しながら頑張っていましたが、最後にスイッチを入れて回転させてみると「ガラガラ~~」と鈍い音…。どこで間違ったのか、もう一度分解…そんなことも経験しながら、やり遂げたときにはみんな「ヤッタ~~!」と叫んでいました。来年の後輩に引き継いでいってもらいます。

 

 今年も、『継続は力なり』で、コツコツ地味な努力を続けさせていきます。そして、失敗を恐れずチャレンジすることを伝えていきます。どうぞ、よろしくお願い致します。

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