〇漢字検定(学年ごとに1回)
〇算数検定(一年に3回)
〇珠算・暗算検定(一年に3回 ※受検レベルに達してから)
くすの木学童塾の目標は、これらの検定合格です。それぞれの目標達成のために、毎日の学習があります。毎日のマス計算やそろばんも、何のためにしているのか、頑張ればどんないいことがあるのか、目に見えて分かった方が頑張れるものです。毎日することで速くなってくるマス計算のタイムや、合格してもらえる賞状は、子供にとって分かりやすいものです。なかなか上がらないタイムが上がった時や、賞状をもらう時には、満足した表情をしています。
また、目標に向かう中で目に見えないものが、挫折や悔しさ、そして自信や達成感です。目に見えないので、この子が今、どんな気持ちで頑張っているのか、どんな声をかければやる気になるのかなど、試行錯誤しながら、あの手この手を使って子供たちを頑張らせています。目に見えない部分の成長を自分自身で感じられるようになって欲しいと思っています。
でも、目に見えないとなかなか続かない…。自分の課題に向き合うことや先の目標って大人でも難しいですよね。でも、自信や達成感は味わって欲しい…。
学童塾では、三年生になると『目標クリアカード』を作り、自分で具体的な目標を立てる練習をしています。目標達成の期限は、二週間。期日から逆算してどこまで進められるかを考えます。
背伸びをした計画を立てるのか、無理のない安全な計画を立てるのか。子供によって、計画の立て方が全く違います。最近の傾向は、無理をしない子供が多くなってきました。簡単にクリアできるような低い目標でいいのか、もっと自分の力を発揮できるんじゃないかと、三年生を励ましています。目標クリアカードを書くことで、勉強を計画的に進めることや、目標のためにどの程度頑張らないといけないかなど、今のうちから考えられるようになって欲しいと思っています。
また、何の目的でくすの木学童塾で毎日を過ごしているかというと、それは、『くすの木学童塾の掟』を身に付けることです。検定合格の目標に向かって頑張ることは、挑戦することでもあります。そして、検定を通してあきらめずに頑張ることをおぼえています。毎日の学習や友達との関係、悔しい思いや達成感、緊張やプレッシャー、そのどれもが子供の『心』を成長させています。時には、子供を見ていると、かわいそうになったりもどかしかったりすることもあると思います。でも、頑張っている子供を見守ってください。
基本的に子供たちは向上心の塊です。何事にも「もっと、もっと!」という時期です。それが、「この程度でいいかな、もうあきらめようかな」となっていたら、対話をしていただき、励まし、ドンっと背中を押してあげてください。
私も、子供たちの成長のために、『心』を鍛えていけるよう頑張ります!