早いものでもう師走。歳を重ねるごとに、一年経つのがどんどん早くなっている気がします。年末は大掃除にお正月の準備…。ちょっと頭がイタイです笑。
でも、子供達にとってはきっと楽しみな冬休み!私も子供の頃は、ワクワクしていました。クリスマスにお正月、楽しいことが盛りだくさんですね。親戚で集まって、おじいちゃんおばあちゃんや、いとこ達と遊んだり、おせちを食べたりと、一年でも一番家族の時間が多く取れる時期ではないでしょうか。
そんな時こそ、お父さんお母さんの言うことをしっかり聞かせて欲しいと思います。プレゼントやお年玉をもらう時マナーや、大人に対する言葉遣いなどを教えるいい機会が沢山あります。学童塾でも常々、お便りや諸費袋を家の人に渡す時の作法や、おじいちゃんおばあちゃんから何かもらった時のお礼の仕方など教えています。
また、ご家庭で過ごす時間には、たくさんお手伝いをさせて下さい。年末の大掃除の時には役割を与え、最後まで責任を持ってすることを教えて下さい。床拭きや窓拭き、窓の桟(さん)の掃除、洗車の手伝い、庭の草取りなどできることはたくさんあります。遊んでばかりじゃだめですよ~!
日頃から、何かしらお手伝いをしていると思いますが、それは、毎日の役割として責任を与えてさせているでしょうか。『今日は機嫌がよさそうだから、お手伝いを頼もうかな』とか『今日は宿題が多そうだからしなくてもいいかな』など、おうちの方がご機嫌伺ったり遠慮をしたりするものではありません。もちろん、体調が悪い時までとは言いませんが、家族の一員として、役割を持たせることは当然の事だと思います。学童塾でも年末に大掃除の時間を取り、役割分担しながら責任を持たせて掃除をします。
また、冬休みは、勉強するにもいい時期だと言われています。夏休みほど、旅行するご家庭も多くなく、家で勉強を見てあげる時間が取れるからでしょう。あっという間に、新しい学年になりますので、進級にも期待を持てる時間になるといいですね。
寒いし、時間がある…となると、どうしてもゲームやYouTubeなどに走りがちになります。時間を決めることはもちろんですが、決めた約束を自分から守れているか、という視点で見て下さい。「自分で決めたことは守る」ということで自分を律することを覚えさせましょう。お手伝いにしても、ゲームや勉強の時間にしても同様です。時間がある分、子供も大人の出方をよく見ています。親が許してしまうと躾が浸透しません。家庭での小さなことでも、「一度決めたら、ダメなものはダメ」。そんなことが子供の軸を作っていきますよ!