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くすの木学童塾 一生懸命になれるものを

 コロナの感染拡大により延期になっていたくすの木発表会が先日、無事に開催されました。色々な状況の下でしたが、一生に一度かもしれない光り輝くステージに立たせたいという、園長先生の想いから絶対に開催したい発表会でした。

 毎年の事ながら、見せつけられました…。それは、子ども達のパワーというような一言で済ませられるものではなく、とにかく全力で一生懸命に取り組んだ毎日と、子ども達と先生達、そして保護者の皆様との一体感。シビレました。子ども達には、この日の、この瞬間のことを絶対に忘れて欲しくない!と思いました。

 くすの木学童塾の子ども達も、誰一人例外なく、みんなあの舞台を経験し、あの日あの瞬間、全力を出し切った経験をしています。「忘れた」なんて、言わせません!

まだ1~3年しか経っていませんので、忘れてはいないと思います。きっと。しかし、発表会以来、我が子のあの時以上の震えるような、一生懸命に何かに取り組む姿を見ることがあったでしょうか。コロナ禍という状況も加わり、なかなか子ども達が発揮できる機会や場所がなかったかもしれません。

 小学生になると、一生懸命に取り組まなくても必要以上に求められることもなくなり、上手くすり抜けることも覚えていきます。一人ひとりを見てくれていた幼稚園の頃と小学校は違って当然です。そして、残念ながら人は『楽』を知ってしまったら、簡単になびいてしまいます。…でも!人生で最も基盤となる、この幼児期に植え付けたくすっ子の気持ちは、きっときっと子ども達の体に沁み込んでいると信じています!

 

さて、三年生は今月いっぱいで、6~7年間のくすの木での生活が終わります。子ども達には、くすっ子の気持ちを忘れないように、励ましつつ鼓舞し、競争させ、努力や目標を持つことの大切さを教えてきました。それに応え、全力で遊び、一生懸命勉強に取り組みました。幼稚園の頃、全力やり遂げた経験と、学童塾でも毎日通い続けたこと、失敗してもあきらめなかったこと、皆と一緒なら挑戦できたたくさんのこと、全て自信にして欲しいと思います。

これからも、何か一生懸命になれるものを見つけて下さい。もちろん一生懸命遊ぶことも大切ですが、スポーツでもピアノでも音楽でも絵画でも、何でもいいので打ち込めるものを!上手くいくことばかりではないという経験も小さなうちにしておくべきことの一つです。くすっ子はきっと、それも乗り越えられると信じています。

絶対に、ゲームやスマホに支配されないように!

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