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くすの木学童塾 あけましておめでとうございます ~年の初めに~

 昨年は、まだコロナが収束せず、小学校生活は規制せざるを得ないことが多々ありました。今年こそは、大歓声の中での運動会や、思い出に残る遠足などが、無事に行われることを祈るばかりです。そして何より、マスクを外せる日が早く来て欲しいものです。

とは言え、冬休みは、クリスマスに大晦日、お正月…と、家族揃っての楽しい時間をお過ごしだったことと思います。

私も、子どもの頃は、親戚が集まっておせちをつついたり、正月遊びをしたりするのが楽しかった思い出があります。今のような便利なものも少なく、「することないな~暇だな~」などと思いながら、炬燵でトランプやオセロをするか、外でバドミントンをするようなのんびりとした時代でした。また、年賀状を書くのも、届いたものを分けるのもとても楽しみで、届くのを今か今かと、何度もポストを見に行ったものでした。

時代は、昭和~平成~令和と移り変わり、そんな光景も様変わりしました。我が家には、とうとう子ども宛の年賀状がほとんど来なくなりました。書かないのですから、来るわけがないのです。もう十数年、それ以上に会っていなくても年に一度、その人を思い浮かべて年賀状に一筆添える…という慣わしもなくなり、SNSだけで済ませるというのは少し悲しいものです。

 また、遊びも同様に、せっかく集まってもそれぞれが手にはゲームを持っていたり、顔を合わせなくても対戦できたりが当然になってしまいました。スマホを所持する子ども達が低年齢化していることも危惧されます。大人も子どもも、もちろん、ゲームやスマホばかりはいけないと分かっています。でも日常の中で流してしまっていることもあると思います。新年早々ではありますが、今年一年のゲーム(スマホ、YouTube等も含む)との付き合い方をいま一度、考えていただきたいと思います。

 脳科学的手法で研究を行っている、川島隆太氏らによると、以下の研究結果が分かっています。

ゲームをする時間が長いほど

①語彙力や言語に関する知能が低くなり、脳内の各組織の発達に遅れが見られる。

②記憶や自己コントロール、やる気などを司る脳の領域の発達が阻害される。

③ゲームやスマホを触った後の30分から1時間ほどは、前頭前野が働かない状態にあり、読書や勉強をしても頭に入らない。

 

 子ども達にも、ゲームやスマホをし過ぎることの弊害をきちんと伝えて、改めてルールを決めて

守らせるようにして下さい。子ども同様、親にも覚悟が必要ですよ!

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