先月は、算数検定があり、今月は今年度2回目の珠算暗算検定があります。学童塾の目標として検定合格を掲げていますので、目標に向かって日々頑張っています!
学童塾には、みんなが大好きなポイント制度があります。練習帳が終わったら1冊につき1ポイント。珠算や暗算のノートが終わったら2ポイント。その他に、積み木パズルや皆勤にもポイントがあります。ご存じのように、ポイント貯まるごとにガチャガチャが引ける特典があり、みんな楽しみにしています。その中でもポイントが高いのが『検定合格』です。合格すると3ポイントもらえるのですが、満点合格、飛び級合格の場合は、それぞれ1ポイント加算されることになっています。チャンスは年間3回しかありません。この機会にぜひ追加のポイントを狙って欲しいと思います。
一人ひとりに合わせて受検級を決めるのですが、飛び級させるタイミングは難しいです。検定までの日数やノートを進めるスピード、前回の検定の結果を踏まえて……など色々なことを考慮しながら決めていきます。まだまだ力を出せるな、と思う子には、このチャンスに少々お尻を叩きながら、しっかり頑張らせます。それに応えるようにどんどん進め始める子、意外と失速してしまう子、それぞれいます。しかし、一緒に頑張るライバルの存在や、声掛け次第で頑張り始める子ども達!力を発揮させないともったいないですよね。ただ、お尻を叩くと伸びる時期が、子どもによって違いますので、その辺りを毎日の子どもの様子から見極めていっています。それが、個々に合わせた対応であり、自学自習だと思います。
子ども達を見て思うのは、『向上心』『好奇心』のカタマリだということ。「別に頑張らなくていい」「そんなこと知らなくてもいい」なんて思っている子どもはいません。その方向が勉強の時もあれば遊びの時もあります。興味のあることは深く知りたい!勉強も、ちょっと先のことをやってみたい!そんな目の輝きをいつも感じ、また私自身、それを見ることができて嬉しく思っています。
学習は、『復習』が基本で、『予習』よりも時間をかけてした方がいいと言われます。覚える学習である漢字や、算数の九九や単位など、何度も復習をし、反復することで身につきます。面白くない学習かもしれませんが身につけるには、反復しかありません。ですが、もともと向上心のある子ども達なので、ちょっと難しいのも大好きなのです。学校では習ってないけどやってみよう、とか4年生の勉強だけどできるよね、とかそんな言葉に食いついてきます。そして、できた時の優越感!
そんなことも経験しながら、新しいことを知る楽しさを感じ、ちょっと上を目指すという気持ちも育てていきたいです。