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森の木幼稚園 日本人の心(鷹取)

先週は白水学園の3園の年長に

『聖徳太子』の話をしました。

旧一万円札に描かれてあった方ですが、

いったいどのようなことをした人なのでしょうか。

それは、

国民の生活が乱れていた時代に

人として大切な心を伝え、国の政治を立て直された人です。

一度に沢山の人の話を聞くことができた

というエピソードも有名ですね。

聖徳太子は「教えを受けるには、よく聴くことが大切である」

という言葉も残しています。

他にも、人と仲良くすることや思いやりの心

そして、強い心などの話を子ども達にしました。

子どもにとっては難しかったところもあると思いますが

聖徳太子の時代から1500年経った今でも

この日本人の心は私達の心に生きていると思います。

5年前の東日本大震災の時でも

日本では暴動も起きず

 人を助けるために行動した人が沢山いたということも

本当にそのような心があったからだと思います。

その姿は外国の人から驚かれていたようです。

しかし、今は少しずつその心が失われつつあるという心配もあります。

それは

自己中心的で、自分が困ると人のせいにする人が増えていることです。

昔もそのような考えを持った人はいましたし、

私も若い時はそうでした。

しかし、その時は「それは違う」と教えてくれる人がいました。

ところが、今はどうかというと

教えてくれる人がいるどころか、

そのような考えに共感する人が多く、

自己責任も人への思いやりも

なくなってきているのではないかと思います。

将来、今の子ども達が大きくなった時

人のことを考え

自分で責任が持てるような人になってほしいですね。

その為にも、幼稚園では森っ子の心を育てていきます。

もうすぐ年長も卒園ですが、

子ども達が森っ子の心を忘れずに

これからも頑張ってほしいと願っています。

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