雨また雨の夏休み…それにプラスしてのコロナの影響で、
昨年と同じく夏満喫とは程遠く、保護者の皆様も気苦労が多かったことと思います。
先生達は各自それなりにリフレッシュをし、
久しぶりに担任全員が集まった時には一人ひとりが前を向き、
笑顔で「二学期もよろしくお願いします!」と言ってくれました。
私は「みんなありがとうな、こんな状況下でリフレッシュもできんやったろうけど、子どもの為に共に頑張ろうや」とありきたりなことを本気で思った次第です。
さて、先月、くすの木学童塾の塾生(1〜3年生)と共に一泊二日でキャンプに行ってきました。
そこで例年と違って感じたことは、明らかに体力が落ちていることです。
コロナの影響で思い切って遊ぶこと等が減ってきているのが影響しているのだと思います。
でも、その時にじゃあどうするのか…と考えるのが、親として大切なことです。
「仕方がない」と諦めて何もしないのか、
「じゃあどうしようか、何かできることはないか」と考えて行動するかで、
子どもの成長は随分と違ってきます。
体力に限らず、他の面でも「まだ小さいから」「失敗させるのが嫌だから」と、
大人がなんでもやってしまうと、子どもから失敗する機会を奪ってしまい、
そこから自分で「じゃあどうするか」と考える部分を奪ってしまうのです。
昔から言われるように『つ』のつく九歳(ここのつ)までが
子育てには重要な時期と言っても過言ではありません。
働いている親御さんが多くなったとは言え、時には
「我が子と正面から向き合っているかなあ」
「失敗させないように先回りばかりしていないかなあ」と
自問自答をしたり、子どもを良き方向に導こうと考えたりすることが、
親が親として成長していくプロセスなのではないかと思っています。