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森の木幼稚園 せみ・夏・森っ子(森川)

夏休みがスタートしましたが

みなさんいかがお過ごしですか

ようやく梅雨が明けましたね

今年も本当によく降りました

梅雨が明けて

せみが一斉にすごい勢いで鳴いています

みなさんの周りも今まさに

大合唱なのではないですか?

そんな中でしつこいかもしれませんが

今日は『せみ』の話

今年最初にせみの声を聞いたのは

休日の我が家でした

せみの声を聞くと『夏が来た!』

という気分になります

『いよいよ』と言う感じ

(夏生まれだからか

ちょっと気持ちが上がるのです)

 

幼稚園のトムソーヤの森でも

子ども達の声に負けないほどのせみの声

待ってましたと言わんばかりに森っ子が

虫網を手に園庭を走りまわりました

 

そもそもせみが出てくる前から

虫網と虫かごを持って準備万端だった森っ子

そのころ捕まえようとしていたのは

せみではなくトンボとか…

ある時は、私の眼には見えにくい

ちょっと小さなものを追いかけていました

何を捕まえようとしているのか

よ~く目を凝らして見ていると…

小さな黄色い蛾!

そして、ハエ…?!

飛んでる虫なら何でも良いのでしょうか

また、別の日は

何人かの子どもが虫かごを手に

走ってきて

「園長先生!せみの抜け殻見つけた~!!」

かごから出して

私の目の前に持ってきて

「ほら、抜け殻がうごいてるよ」

?? !!

抜け殻が動く?

いやいや、これは抜け殻じゃなくて…

羽化する前の幼虫じゃない?!

ようやく土の中から出てきたのに

待ち構えていた森っ子に捕まってしまったのでしょう

「皆が生まれたころから土の中にいて

やっと、せみになろうと出てきたのに

捕まえたら可哀そう

せみになるように木に戻してあげよう」

その幼虫は、森っ子の見守る中

木の幹をゆっくりゆっくりと上がっていきました

 

翌日

今度は本当のせみの抜け殻を持ってきて

見せてくれた森っ子

昨日逃がした幼虫の抜け殻かな…

そしてその後

梅雨の合間の園庭では

虫網を持った森っ子が

激しく聞こえるせみの声のする

木の幹をみんなで見上げていました

 

夏休み

身近にある自然を思いっきり満喫

できるといいですね

みんな元気に過ごしてくださいね

夏休みも先生達のブログは続きます

いつもの保育以外のレアな話もありますよ

お楽しみに!

 

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