『田植えばせんね』
「なんばしよったとね!?」全身ゾンビのように黄土色、おまけに自転車も黄土色。そんな小学生の僕を温かく迎えてくれた母の笑顔。
雨上がりの休日に友達と沼地で遊んだあの日の感覚が忘れためにれなくて始めた、園庭での泥んこ遊び。でも、何か違う。その違和感がいつも嫌だった。子どもを田んぼで力いっぱい遊ばせたい。そんな想いを米屋の友人に相談したところ、「よかよ」と快く引き受けてくれた農家の方々。おまけに「田植えばさせんね。最近の子どもは米ば食わんごとなってきたもんね」と、これまた嬉しい提案。
そんな経緯で今、年長の田植え&泥んこ遊びに行っています。田植え後は子どもの食事の量も増えます。秋に稲刈りに行った後は、米屋さんがご好意で“くすっ子米”として年長児にプレゼントしてくれます。ありがたいですね。たくさんの方々の協力でこの田植え&泥んこ遊びができています。共感して頂けたら、岡本交差点近くの岡本米穀店(0120-014504配達可能)でお米を買って頂けると嬉しいです!
『タケシの卑怯もんが!』
小学5年生の時の掃除の時間。みんなで掃除をさぼり、廊下でほうきを使ってのアイスホッケーもどきをやっていました。だんだんと双方のチームがエキサイトしてきたところ、ほうきが吹っ飛び『パリン!』と割れたガラス…。みんなの青ざめる顔。首謀者の私は「やばい…」。当然、先生からの説教。「誰がホッケーばしようって言い出したとや」と先生。首謀者の私はダンマリ…。きっと、私が正直に言えば済んだと思うのですが、しれ~っとしてしまったばかりに全員ビンタ。しかも往復。
帰り際に、一番仲のよかった友達から「タケシの卑怯もんが、何でお前言わんやったとや!」と。私は「うるさい!お前もしようってのってきやないか」と今度は取っ組み合い…。その時の「卑怯もん」という言葉が脳裏に焼き付いていて、『くすっ子』の四番目に「卑怯なことや弱いものいじめをしません」と入れたのです…!