今のお父さん達を見ていて率直に思う事。子どもと関わるお父さんが増えた。参観・KIDS体操等とても多い。それはそれでとてもいいと思う。でも、お父さんが細かいことを気にし過ぎるとダメ! 子どもの小さなトラブルにお父さんが出てきてうまく解決する例はほとんどない…。
■昔のオヤジ
「そんなことは社会に出たらいくらでもある。子どもが好きって言いようけんいいやないか」その一言で終わり。
■今のオヤジ
「よっしゃ~俺が幼稚園に文句言うちゃる」とばかりに先生達にアレコレ注文をつけまくる。あ~、みっともない。日本男児はどこにいったのか!とボヤキたくもなる。
小さな事を親が気にすれば、小さな事を気にする子どもになるのはあたりまえ。なぜならば「子は親の鏡」であり「親は子の鏡」だから。
オヤジは常に高いところから子どもをみてほしい。時には自分の子どもの頃を思い出してほしい。「俺もそんなことあったなあ」と…。
我が子が嫌な思いをしている姿を見るのは、親として心が痛む。できれば取り除いてあげたい。それが親心。でも、社会は楽しいことばかりじゃない。だったら、障害をすぐに取り除くのではなく、その前にもう一度「どうしたら我が子が乗り越えられるか」を考え、同時にトラブルの原因を全て社会(幼稚園)の責任にするのではなく、今までの我が家の子育てはどうだったかを振り返る。それが、オヤジの役割…。
父子関係は時代とともに変化をするもの。でも、変えてはいけない役割がある。私は、それを信じたい。未来の子どもために!