「五体不満足」の著者であり、スポーツライター。小学校の先生を三年間され、4月1日から保育園の経営に携わる乙武洋匡さんの言葉。
真剣に頑張れば頑張るほど、それが失敗したときには深く傷つくんです。でも僕は傷つくことも大事だと思っていて。このままだと挫折を知らないまま育っていっちゃうなと思ったので、何とかして目の色を変えて物事に取り組むという経験をさせてあげたかったんですよね。今は、傷つけないように、挫折しないように育てるんです。だからよく、若い人たちが社会に出て何か挫折をしたときにフリーズしてしまうけど、当然だなと思うんですよね。 (AERAより抜粋)
私も共感します。本当にその通りだと思います。一生懸命やってできないこともたくさんあるのです。でも、そこから「自分」というものを知っていくのだと思っています。このことを教えることは難しく、経験と体験からしか学べないのです。その環境が今の教育界には少ないのがマズイ・・・。