今日は私が毎月読んでいる日本能力開発分析協会発行のJADA通信から抜粋した「叱る」というコラムを紹介致します。長文です。
最近は「ほめて育てる」というのがブームになっていますが、叱るとほめるは一対なのです。脳は叱られて反省し、ほめられて喜ぶのです。皆さんには叱ってくれる人がいますか?本気で叱られ、それに真剣に応えるところに、本当の心の交流が生まれるのです。
ただ、ほめているだけで素晴らしい能力や人間性ができるのではないのです。間違えた時に厳しく叱られてこそ「心」に響いて己を見つめ直すのです。
最近は叱られたことのない子ども達が増え、心に抵抗力が無く、わがままで、直ぐに「キレル」という人達が増えて来ている様に思えてなりません。人間というのは叱ってくれる人がいて成長し、叱ってくれる人がいて、人の痛みや相手を思いやる心が育つのです。
あなたも叱ってくれる人生の師を持ちましょう。誰もわざわざ人を叱りたくはないのです。叱る相手が大切だと思っているから叱るのです。
自分をほめてくれる人はありがたいものです。しかし、本当にありがたいのは、あなたの事を思い叱ってくれる人なのです。
若者の皆様いかがですか?理解してくれると嬉しい!