田舎(宮崎県)の母から「キンカン」が届き
その懐かしい色と香りに昔を思い出しました
昔は近所の庭先になっていることが多く
学校帰りなど一つ二つ失敬して
口に頬張らせて帰ったものでした
小学生の子どものすること…
昔は近所の人も大目に見てくれていました。
子どもの口には結構な大きさで
実を一個皮ごと頬張り、
噛むと甘酸っぱ~い香りが口の中いっぱいに広がります。
当時を思い出し同じ食べ方をしたのですが
30年以上経った今も変わらず
思わず「南国だあ~」と顔がにやけます。
小さい時の香りや味や舌触り
そして歯で皮を破いたときに出てくる果汁が出てくる感覚も
今でも覚えているんだなあとしみじみ実感
しかし、全部そんな食べ方もできないため
保存の効くキンカンジャムを作ってみました
まずは、よく洗いヘタを取り鍋にぶち込み
ぐつぐつと湯がくこと10~15分
実が柔らかくなったところで一回水で洗い
中の種を取り、包丁でみじん切りにします
かなりヌルヌルするので包丁の扱いには注意が必要
そして、再び空の鍋に戻し砂糖を好みの量入れて
ぐつぐつと煮ます。以上で出来上がり!
簡単でしょう?
味はマーマレードに似ていますが
香りがちょっと違うところがいいんです。
子ども達にはあまり人気がないため
自分専用となってしまいました。