今日は祝日、勤労感謝の日
「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝し合う」という意味であることが
ある書物に書かれていました
もっと調べてみると単に勤労に感謝するだけの日ではなく
稲作が日本人の生活を支えていることで
「新嘗祭(にいなめさい)」という大事なお祭りがある日だそうです
その年に収穫したお米を神様に上げ五穀豊穣に感謝する神事
この日の深夜、伊勢神宮でその祭りが行われ
その翌朝から新米を口にすることができたそうです
先人の、お米や穀物に感謝し大切にする思いが伝わってきます
また、日本人の美しさを感じます
一日に1500~3000膳の仕出しを担うある飲食チェーン店では
今もその考えを大事にして新嘗祭翌日までは
決して新米を出さないそうです
祝日の由来を調べてみるのも面白いですよ
※参考文献 『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』:著 竹田恒泰