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もみの木幼稚園 平和が当り前の今・・・ 研修2日目 【園長】

昨日に引き続き研修のご報告をいたします

 

研修2日目は鹿児島県の”知覧”にある

「知覧特攻平和会館」に行ってきました

太平洋戦争末期に劣勢に立たされた日本が

最後にとった戦術が「特攻」

整備が行き届かない戦闘機に

片道分の燃料と自爆で威力を増すための爆弾を積んで

アメリカ軍空母艦に自分の命ともども突っ込む…

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1036もの若い(20代前後)命が犠牲になりました

平和会館には

特攻出撃前日に撮られた写真(どこにでもいる笑顔の若者達)や

出撃直前の表情が写った写真

そして、肉親(母や、妻、子)に宛てられた手紙

が展示されていました

 

いよいよ出撃、死ぬとわかっている人達が書いた手紙の

ほとんどが「母」への手紙でした

その内容は…

「長い間お世話になりました」

「ありがとうございました」

「私の分まで長生きしてください」等

感謝の言葉がたくさんありました

涙が出てきました

平和が当り前の今

親に対して周りの人に対して

どれだけ「ありがとうございます」と思えているだろうか

今一度、考えさせられました

 

今、当時の戦争を経験した

おじいさん、おばあさんが少なくなってきています

次に、戦争の愚かさや傷ましさを知って

後世に伝えていくことは私達大人の役目です

「戦争の悲劇を繰り返さない」

大事なことを学んだ2日目の研修でした

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PS.

知覧の惨劇は

映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」に収められています

帰って早速その映画を借りて見ました

当時の日本の状況と出撃前から出撃に至るまでの

若者達の心情が描かれています

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