宮崎県の最南端の岬「都井岬」
一昔前は新婚旅行のメッカと言われ賑わっていたそうです
今は「東国原知事」のおかげで少し持ち直したとは言え
今ではすっかり寂れてしまいました
私はそんな超田舎で幼少のころ育ちました
30年ほど前は一学年一クラスあった小学校も過疎化が進み
今は全校児童なんと「35人」。寂しい…
トラック以外の場所には雑草が生えている校庭
当時はもちろん全員裸足
都会から引っ越したばかりの一年生の私は
この学校の友達のバツグンの運動神経に圧倒され
その年の運動会のかけっこは文句なしのビリ・・・
圧倒的にビリ・・・
あまりの情けなさと恥ずかしさで
運動会の途中祖母が帰ってしまったのを今でも覚えています
(今考えるとひどい祖母です・・・)
海に潜ってアワビやサザエを採ったり
魚を捕まえて浜で焼いて「おやつ」代わりにしていました。
学校の規則で「いかだ」禁止ということを知らず
「いかだ」を作って川下りをした思い出を作文に書いて
先生からこっぴどく叱られたこともありました
一緒に遊んだ友達いっしょに…
よく怪我もしました
毒のある魚に刺されたこともありました
海でおぼれそうになったこともありました
転校して一年。
あれだけ運動神経の差があった周りの友達にも
いつの間にかついていけるようになっていました
もし、この経験がなかったら
一生運動ぎらいだったかも知れません
幼いときの様々な経験は本当に大切だということを
痛感しています
体を思いっきり動かすこと
いろんなことに興味をもって考えること
興味を持てば子どもは
努力を努力と思わず「楽しいこと」として
一生懸命になれますよね
残念なことにそんな環境は少なくなり
そんな体験もなかなかできません
だからこそ
もみの木の子ども達にも
体を動かす楽しさ
遊ぶ楽しさ
何かができるようになる楽しさを伝えたいと思っています
楽しそうに何かをしている時の子どもの目は
輝いています
いろんなことに興味を持たせてこれからも
「楽しさ」を伝えていきます!
野生の馬がいる都井岬
「馬の糞を踏むと足が速くなる」という噂を聞いて
よく踏みに行きました!(笑)