まだ20代前半の頃、
友人が「肩コリが辛い…」と、よく悩んでいました。
私は友人のそんな言葉を聞くたびに
「肩コリ…?」と言った感じで
正直、その辛さがよくわかりませんでした。
子どもの頃、祖母や母の肩を叩いたり揉んだりしながら
「あ〜、気持ちいい」と言われても、
「そんなもんなのかな〜」と思う程度。
その辛さや痛さを想像しようともせず、
「トシとったら肩が凝るったい」とボンヤリと考え、
その友人にも「肩コリとかオバさんやし〜」と笑い飛ばすだけで
「キツかろ」なんて声をかけることはもちろん、
気遣ってあげようともしませんでした。
そうして、母親になり、
母の日のプレゼントに『肩たたき券』なるものを
娘達からもらうようになりました。
でも、これまた正直、
その頃は肩コリなんてしてなかったのです。
だから、肩を叩いてもらったり揉んでもらったりしても
「ありがと〜♪」とお礼は言っても
「気持ちよかった〜」と喜ばせてあげることはなく、
もちろん「肩凝ってないけんせんでいいよ〜」なんて
心の声を口にすることもできず、
単なるスキンシップに終わり…。
…そのバチが、今、当たっているのです…。
肩が痛い、重い。
肩コリって、こんなにツライんだ!?
服の脱ぎ着でさえ一苦労。
最悪になると頭痛までしてくる。
頭の痛さに首をかしげることもできない。
これはもう、やっぱりトシです。
更年期障害です。
人様の苦しみを笑い飛ばしていた自分が恨めしい。
私には無関係と、その痛みを想像しようともしなかった自分が情けない。
…たかが肩コリ。
されど肩コリ。
「肩揉んでやろうか?」娘のこの言葉が
本気でありがたいと思える今日この頃。
でもやっぱり、
「それくらいの力じゃもうビクともせんよ〜」なんて
心の声を口にすることはできません☆
◇ ◇ ◇
パンに塗るスプレッド。
コーヒー牛乳味やミルキー味があるのをご存知ですか?
見たまま、想像通りの味です笑
バターのように薄くのばして塗るより
たっぷり塗って食べる方がオススメです!