『友チョコ』
…この言葉は、いつの間にか随分定着し、
今年は、マツジュンがCMまでするようになりました。
たぶん、数あるお菓子メーカーの、どこかの商戦の一つだったのだろうと思いますが、
まあ、見事にアタリましたね✩
…でも。
そのお菓子メーカーさんには申し訳ないですが、
友チョコ推奨派の方々からヒンシュクを買いそうですが、
一言つぶやかせてください。
…。
…困ってるんです…。
…。
我が家に『友チョコ』なる活動(?)がやってきたのは、
二年前だったと思います。
「友チョコするけん」長女のその一言から始まりました。
ただ、その年は、そんなに大変じゃなかったような気がします。
でも。
その様子を見ていた次女が、
去年はちゃっかりその波に乗りました。
「手作りをする」という長女に倣い、自分も!とノリノリでしたが、
「一人で出来んなら作る資格ナシ!」と
手作りは、なんとか阻止。
さらには三女も加わり、
どうしてもこのお友達にだけはあげたいと、
結局去年は、三人が三人とも、父親と友達に贈ったチョコレート。
…ここまでは、まだ良かったのです。
今年。
当然のように手作りチョコの準備をする長女。
相手が作りそうなものを想定し、
かぶらない素材をチョイスし、
加えて自分のウデマエを自覚し、
ラッピングを思案し、
最後には、渡した時のシチュエーションまで考え…。
そこまでして買い物をしている姿は、
とても微笑ましいとは思えない。
これが、渡す相手がフツーに男の子だったら、
ここまでしないだろうと言う気がします。
だって、相手が男の子だったら、
まず、相手が作ってくることはない。
渡してその場でお互いのチョコを食べ合うなんてこともない。
別に、「男の子にあげなさい」なんて思っているわけではないですが、
贈る相手が友達だと、
なんとまあメンドクサイことか…。
そして、次女。
「友チョコ、15人やけん!」
「…はい!?」
「15人に渡すけん。今年は手作りしていいやろ!」
「いや、ちょっと待ってよ。おかしいいやろ15人とか。多すぎやん!」
「でも、みんなウチにくれるって言いよるっちゃもん。くれるのにあげんと!?それ、いかんやろ」
ごもっともな強気の言い分に、思わず言葉を失いかけましたが、
ハッと突破口(?)を発見。
「ちょっと待って。だいたいさ、チョコレートとか学校に持って行っていいわけ?」
「…よくないよ。先生ダメって言いよるもん」
「じゃあ、ダメさ!先生がダメって言いよるモノ、お母さんがいいって言うわけないやろ!」
「でも、じゃあ皆持ってくるのに、ウチだけ持っていかんと?ウチだけ誰にもあげんと?」
「ダメって決まっとるものはダメったい。それでも持っていくって言うなら、お母さん、学校に電話するけんね。『関さんはチョコレート持って行ってま~す、ランドセルの中を見てくださ~い』って、チクってやる」
(もう完全にコドモのケンカ…)
「…。」
(ヨシ、諦めた!)
…そう思っていたのに、次の日学校から帰って来ると、
「11日に、公園に集まって渡すことにしたけん。それと、10人に減らしてきた」
…。
何をどうやったら人数が減ったのかはわかりませんが、
学校へ持って行かず、それでもなんとか渡し合う方法を考えてくるほど、
このイベントは大事なようで…。
そりゃ~私にも、ご多分に漏れず、
バレンタインに騒動した記憶があります。
友達同士でコソコソとはしゃぎ、
何を渡そう・どうやって渡そうとドキドキして、
確かに大騒ぎしていました。
でも、15人とか休日に渡し合いっことかは、なかったよな~。
これ、どう考えても、相手が女の子(トモダチ)だからだよな~。
恐るべし、バレンタイン商戦!
そしてもちろん、10日は、チョコ作りです…。
今日の、どうでもイイ小ネタ。
春雨スープはお好きですか?
『タイピーエン(太平燕)』という、熊本の名物だそうですが、
ちゃんぽん風春雨。
すっっっごく美味しいです!
春雨なので、カロリーも控えめ♪
限定品ではないと思いますが、
セ○ンイ○ブンの春雨スープコーナーに必ずあります。
あの、カワイイくまモンのパッケージですよ~!
是非是非、ご賞味ください!