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くすの木幼稚園 鏡(関)

昨日の安部先生のブログに「謎だらけ」とあり、「なんも謎なことないや~ん」と思わず反論(笑)した私。

(あ、もちろん、スーパーマンでもありません。スーパーマンなら、こんなダメダメな子育てはあり得ません☆)

 

昔から「わかりやすい」と言われてきました。

ナゼって。

そりゃぁ、思ったことが全てカオに出るから。思ったこと全て口に出しちゃうから。

…つまり、あまりよろしくないってことです(笑)

四十数年の人生を歩んできて、自分では、最近やっと少しだけ考えてモノが言えるようになってきた…ような気がしていますが、実際のトコロはまだまだ…。

 

だから。

虎な長女は鬼の母に戦いを挑むし、次女はKYなんて言われちゃうくらい物事を考えずに喋る。

…我が子を見ていて一番イラッとする(!)のは、自分にソックリな面を目の当たりにした時です。

「あぁ、この態度!」

「あぁ、この言葉遣い!!」

「あぁ、このズボラさ…」

どれもこれも、鏡を見ているようで、娘達を通して自身の反省すべき点を突きつけられているような気がしてしまう。

『子は親の鏡・親は子の鏡』とは、本当によく言ったものだなぁ…と痛感します…。

 

そんな中、私とはちょっと違うなぁ、と思うのが、三女。

だからってことはないと思うのですが、イラッとすることよりため息を付くことの方が多いような気がします。

基本、甘ったれです。

「失礼します」が言えなくて職員室の前で30分ほど立ち尽くしていたことがあります。

登園時、パピーハウス前で転び、通りすがる保護者の方や職員に助け起こしてもらうのを転んだまま何分もジッと待っていたことがあります。

幼稚園の駐車場で「水筒が重い」「帽子のゴムがイヤ」「カバンが重い」「ハンカチがない」と、なんやらかんやら理由をこじつけ、何度グズったことか。

姉妹の中では、群を抜いてワガママ。何かを三人で分けるとなると、泣き落として欲しいものを手にします。

で、要領がいい。

姉二人が怒られるさまをよく見ているので、「これをやったら怒られる」と言うのがよくわかってらっしゃる。

…そういえば。

夏休みに学校で個人懇談があり、担任の先生に学校での様子をお伺いしました。

「日直の時にみんなの前で発表ができずに泣き出しました」

「小食ですね、給食が食べれません」

 

発表ができずに…は、納得。

ただ、幼稚園の先生方に申し訳ないのは、職員室前での「失礼します」や、人前での発表ができるようにして頂いたにもかかわらず、卒園して一年少々で元に戻してしまったこと。

卒園する頃には幼稚園でできるようになっていたのですから、これはもう、家庭での甘さの結果。

どこかで「もういいよ」と甘やかしているんだろうなぁ、と反省です。

イカンですね~。

 

でも。

小食ですね、は想定外。

そんなことはナイ。好き嫌いが多いだけ。

思わず、「アイツめ…」と心の中でつぶやき、「本当にすみません。でも先生、騙されてますよ」と申し上げました(笑)

「絶対食べなさい」と言えば食べるし、食の本質とはズレていますが「食べなければ怒られる」と思えば食べるのです。要は、甘ったれの本領発揮。

「食べんでも怒られんも~ん」「食べたくないも~ん」と、給食の時間をやり過ごしているのです。

 

あぁ、でも、発見。

私も子どもの頃、好き嫌いが多く給食が苦手で、「残していいよ」と言われるのを待っていました。

やっぱり、鏡だ…。

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