雨が降る度にだんだん寒くなり、
ようやく冬がきた感じがします。
さて、今年度より偉人を語るための研修に行かせて頂き
三園の年長の子ども達に話をしています。
今回は『二宮 尊徳(金次郎)』です。
私も勉強するまでは、
「本を読みながら働く努力の人」
ぐらいしか知らなかったのですが、
調べてみると、実は大人になってからの活躍が大きかったようです。
財政が厳しくなった藩をいくつも立て直したのですが
そこには、しっかりと問題点を見つけ改善する才能があったからだけではなく、
何よりも二宮尊徳の人間性が村の人々の心を動かしたのではないかと思いました。
この銅像は良く知られていますが、現在ではその数が減っているようです。
子どもが真似をして交通安全上の問題があるのでは?
という理由も一つのようです。
考え方は色々あっても良いとは思いますが
“この銅像の姿から何を子ども達に伝えなければいけないのか”
その大事な所がなくなっているのではないかと思います。
昔の日本人は“真面目”で、“勤勉”で、“努力家”であり
何よりも人の為に一生懸命に生きていたということを
子ども達に伝えていくことが大事なことだと思います。
毎回、年長の子ども達がどれだけ理解できただろうかと
反省することも多いのですが
これからも子ども達の心に少しでも残るよう話をしていきます!