今週は参観WEEK
保護者の皆様に今年から新しくなった「考えるノート」についてご説明をしています
数のノートは当初からオリジナルを作成していましたが
書きは横峯式のノートを8年間使用しました
園児の様子、くすの木学童塾での卒園児の様子から、
何が足りないのか?レベルが高すぎないか等々…悩みに悩み
新しく「考えるノート」を作成し今年度より使用しています
なぜ、変えたのか?様々な理由がありますが…要約すれば
「考えるってことは楽しいことだ」
と、子ども達にインプットしたかったのです
今までの横峯式のノートも反復を中心にとても素晴らしいノートでした
そのよい部分は残しつつ、白水学園が大切にしている「楽しさ」も
取り入れながら、会議に会議を重ねました。
もちろんノートが出来上がってゴールではありません。
答えは子どもが持っていますので
子ども達の実態に合わせながらこれからも改善を重ねていきます
将来、子どもが自分で考えて自分でやってみて、出来なかったら改善して
出来るまでやり続ける。そんな人になってほしいのです
でも、「考えるノート」だけでは考える力は育ちません
・外でいっぱい遊ぶなかで友達との関係を学ぶこと
・砂場で物の貸し借りを学んだり、みんなで協力して何かを創ること
・園庭で四季の移り変わりを感じながら五感を磨いていくこと
・体操やかけっこで競争心や集中力を育むこと
・絵画や製作で思い描いていることをイメージしてカタチにすること
・積み木やパズルで試行錯誤を繰り返すこと
こんなことを通じて考える力を育みたいのです
なぜかって?
今はすぐに答えが出るのです。だから大人がすぐに答えをほしがります
インターネットで検索すれば出てくる
やさしい先生や先輩が教えてくれる
親が何でもやってくれる
当然考えなくてもいいような世の中になっている傾向です
20年後はどうなっているかわかりません
でも、自分で考えて自分でやってみること
これは不変だと思います。だからこそこの幼児期に
その年齢なりに自分で考えさせながら、自分でできることを増やしてあげたいのです
※追伸
ちなみにこのノートはエジソンクラブの協力のもとで作成しました。
エジソンクラブの社長もとても気に入って頂き、近々、全国の幼稚園保育園向けに販売予定です。
これは嬉しい!製作者は白水奈々子先生と関恵子先生が三園の先生からの情報収集と卒園児の様子から
莫大な時間を費やして作成しました。試行錯誤しながらの集中力は半端じゃなかった凄かった!!