理事長BLOG

たけしのつぶやき 若者論を学ぶ

本日は(株)ブレスカンパニー主宰の研修で学んで来ました。
代表の坂東さんのコラムをそのまま紹介します!
 
【ゆとり世代の“トリセツ”とは?】――――
今、学校の先生が悩んでいることがあるそうです。
「何かあると生徒から『先生、ホリエモンは〇〇って言っていたんですけど』と言われてしまう」と。
このことって、おそらく社会人でも同じでしょう。
『就職したら安泰と思ってる奴が一番ヤバい』
『サラリーマンは現代の奴隷階級』
そうしたホリエモンの発言を、動画やwebで見聞きします。
真に受けるかどうかは別にしても、少なくとも気にはなっている若者は多いでしょう。
情報リテラシーが高い人ほど、多様な価値観に触れることができる時代。
無数の“答え”が溢れている中で、上司や会社の言うことを信じていいかどうか分からない・・・。
それが若手社員のホンネだとすれば、上司は一体、どう接したらいいのでしょうか?
先日、組織論の専門家である若新雄純氏を招いて、上司・先輩社員向けに「ゆとり世代のトリセツ講座」を行ないました。
その講座でお話したポイントは2点です。
ひとつは「人も企業もそれぞれ」だということ。
こうすべきだ!という、どこにでもあてはまる“正解”がないのが、現代の特徴です。
ゆとり世代の中にも、野心が強い人もいれば、所属欲求が強い人もいます。
ひとくくりにはできないため、個別対応が求められます。
また組織のあり方も同様です。
Q.軍隊型の組織でいくのか?
Q.「うちはこうだ!」と明確な理念や方向性を明示していくのか?
Q.役職も上下関係も全て取っぱらって、超フラットにするのか?
組織づくりにも、もはや“正解”はありません。
(ただし軍隊型に適応する人材は減り続けていますが。)
自社にあった組織のかたちを模索していく必要があるのです。
もうひとつのポイント。
それは「若い人の方が優秀で正しい、かもしれない。」という意識を上司が持つことの必要性です。
若い人は、敏感に空気を読みます。
こちらが先入観を持っていたり、コントロールしようとすると、その意図に合わせた言動をしますが、心は開いてくれません。
ですから相手を知ろうと思うならば、会話のテクニックなどではなく
「この子の方が正しいかもしれない」と、心から思うしかないのです。
《まとめ》
過去の処方箋やノウハウが通用しない時代。試行錯誤が必要。

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