夏頃から、年中組の園外保育(社会見学)の行き先を
模索していましたが…
コロナの影響もあり…
どこも受け入れてくれない…
最後の頼み…!と、
いつも給食でお世話になっているママミールさんに
見学ができないかお問合せしたところ、
やっぱり無理…。
あぁ…ダメか…今年は諦めるしかないか…と撃沈しかけた時、
「良かったら私達が行きましょうか」と。
え?ママミールさんが来る??
「マグロとまではいきませんが、
鯛をさばくところを子ども達に見せるのはいかがですか?」
えええええええ!!!
そんなことをしてもらえるなんて!
是非!是非是非お願いします!!
年長の味噌作りに続き、
新たな食育の一環ともなる!と、園長先生も大賛成!
そして、本日、その『鯛の解体ショー』を開催。
子ども達はもちろん、
私達教師もワクワクワクワクワクワクワクワク…!
その様子…本日は動画でご覧ください♪
終始、目を輝かせていた年中の子ども達。
鯛を手で触ったり
鱗を間近で見たり
魚の匂いを嗅いだり…。
最後は、さばいた鯛をスープにしてくださいましたので
少しずつですが年中全員でいただきました。
…途中、さばかれていく魚を見ながら
「可哀そう…」
とつぶやいた子がいました。
そう。『命をいただく』これが食べるということ。
それは魚や肉だけではありません。
夏にはキュウリやプチトマトで、
冬はジャガイモで、
年中の子ども達は、野菜も『育つ』ということを知りました。
「ほら、ボク美味しいよ!」「ワタシを食べてね!」
肉も魚もお野菜も、そう言ってくれてる。
だから、最後まで美味しくいただこう。
残さず食べよう。
そうすれば「可哀そう」じゃなくなる。
残すことが可哀そうなんだよ。
そんなお話ができました。
そして、本日の給食後。
「魚嫌いの○○ちゃんが、真っ先にスープを食べました!」
「いつも食べるのが遅い○○君が、いつの間にか食べ終わっていてびっくりしました!」
なんと、今日の給食はあっという間にみんな完食!
そうそう、これこれ!
こんな子ども達を見たかった!!!
やっぱり、やって良かった…!
さて、きっと、子ども達は今、魚への興味MAX!
お魚が苦手な子ども達も今夜はきっとパクパク食べてくれるはず!!
寒~い今夜は、お魚の寄せ鍋でいかがでしょう♪