今日はくすの木学童塾のお便りより奈々子先生のコラムを紹介します
先日、白水学園子育て応援セミナー講師の高濱先生の
「オスのツノを折らないで」という言葉が印象に残り
著書にも「男の子はカブトムシだ!」と書かれていました。
男の子を分かろうとせず、カブトムシを飼っていると思って観察して
生態を学ぶとよいと。わかろうとして先回りをして手を出してしまうお母さんの優しさが
子どもをダメにしてしまうこともあるのだと。
私自身、姉妹で育ったので長男が生まれてから男の子の言動は想定外のことが多々ありました。
第一子が女の子でしたので特に…。でも、考え方を変えると歯がゆい事が多いながらも
男の子は面白い!と思えるようになりました。
が、高校一年の息子は今でも理解不能です。そして、改めて女の価値観を押し付けてはいけないのだ、
と思い知らされました。
今まで、何度もツノを折ろうとしていました。イヤ、少し折れているかもしれません。
ちょっと危ないことや、スリルがあることが大好きで、
「それって意味あるの?」と思うことを好むのがオスなのですね
そして今、「ママっ子男子」がたくさんいるらしいです。
二十歳前後の息子とママが一緒にお買い物・・・
その時のコーディネートはもちろんママ・・・
息子とママが温泉旅行に行って恋愛相談等々・・・
親を大切にすることとは少し違うように思い、
「日本男児よしっかりしてくれ」と心配するばかりです。
また、世の中では恋愛や車の免許にも興味がない若者が続出中です。
せめて白水学園からはそんなヤワな男子を輩出したくはありません。
将来家庭を築き、大黒柱として家族を支える頼れる男になってもらいたいのです。
オスはオスなりの成長し、母はそれを少々の我慢と共に見守る・・・
そうすればツノを折らないで済むでしょうね。
ただし、規律や正義など、ゆるぎないものに関して悪態をつくようであれば
「ビシッ」と正していくのも親の役割です。
イヤ・・・しかし、我が息子は最近ますますピカピカに成長を続け
夏が何度も終わっても、まだまだカブトムシのままです・・・・・。