入園・進級おめでとうございます。
私が幼稚園を継いだ28年前
入園のシーズンには桜が咲いていました。
でも今は、桜の開花が早くなりました。
そこで、幼稚園では、始業式や入園式に合わせて
チューリップを開花させる工夫をしています。
さて、保護者の皆様
数ある幼稚園・保育園から白水学園を選んでいただき
誠にありがとうございます。
入園申込書の裏面は毎年熟読しています。
10年以上前は、幼稚園の選定理由は「近いから」という理由が一番多かったのですが
今は「教育内容がいい」「先生がいい」という理由が上位を占めています。
保護者の方が幼稚園を選ぶ理由も変わってきたことを実感しています。
その期待に応えていくことはもちろんですが
どんなに素晴らしい教育カリキュラムや行事内容であっても
それを実行する人間の『情熱』がなければ意味がないと
私は思っています。
そんなことを常に教職員に伝えています。
保護者の皆様、我が子の初の登園日を楽しみにしていてください。
泣くのか、楽しむのか!?
泣いたら、親としてどう対応するのか?
そして、
親の思うように子どもが行動してくれない…
そんなことを思い悩み、経験することで
親は我が子に鍛えられて『親』になっていくのです。
もちろん、我々もサポートは致しますが
やはり、親自身に「まず私がなんとかする」という軸があってこそ
我々のサポートも活きてきます。
幼稚園に丸投げでは子どもは育ちません。
森っ子・くすっ子・もみっ子の内容を
ご家庭でも教えていただくと
幼稚園で教えていることと、家庭で教えることが同じになり、
子どもも戸惑わなくなります。
「幼稚園で頑張っているから、家庭では好きにさせています」
という、子どもに楽をさせたい(甘やかしたい)の考え方では
結局、子どもは幼稚園でやっていることが苦痛になっていくのです。
ここがとても重要なポイントなので
くれぐれもご理解をお願いします。
…とは言っても、なかなかうまくいかないのが子育てです。
そんな時はいつでもご相談お待ちしております。
さあ! 令和4年度も、教職員一同、日々地味なことを積み重ねて頑張ります。
ご声援よろしくお願いします