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くすの木学童塾 目標に向かって、今、目の前のことを

先日、今年度三回目の、珠算暗算検定に行ってきました。過去最高の21人での受検でした。年間三回行われる検定は 4 ヶ月に一度です。次の検定の目標を立てるとき、いつも随分先のように感じるのですが、受検の日は、あっという間にやってきます。

学童塾での大きな目標は、『珠算暗算検定・漢字検定・算数検定の合格』です。しかし、検定は年に数回しかありません。目標として掲げてはいますが、大切なのは、今、目の前のことを一生懸命 頑張ることです。それを積み重ねることで数か月先の検定までに自信をつけていきます。

時々、根拠のない自信を口にする子どもがいます。何らかの過去の経験で、自分に自信があるのかもしれません。プラス思考は脳にも影響しますので、根拠はなくても自信があれば力を発揮することもあるかもしれません。でも今は、毎日の学習を通して、『できた』という確かな実感を持って欲しいと思っています。

勉強は、すぐに結果が出るものではありません。しかし、毎日毎日勉強をしていても、その成果が何らかの形で見えなければ、ヤル気にもつながりません。そこで、数か月に一度の検定が目に見える成果なのです。

珠算暗算で言えば、子ども達にとっての一番の目標は、《レジェンド》になる事です。三級以上取得すると、その賞状を部屋の後方に貼り出します。そこに至るまでに、自分の実力に合った級を受検していきます。それを積み上げて三級にたどり着ければ見事、レジェンドです。でも、レジェンドになる事だけが全てではありません。レジェンドになれなくても、目の前のことを頑張ってきたのであれば、それは間違いなく自信になります。珠算暗算に限らず、マス計算やれんしゅうちょう、 積み木やパズルも、その時に一生懸命に取り組めるかどうかです。

逆に、成果が表れない、なかなか進まない…そんな時もあります。また、先に進みたい気持ちばかりが前に出て、中身がしっかり理解できていないこともあります。どちらの場合も結果としては表れにくく、ヤル気も下降気味になりがちです。誰でも、ヤル気満々が三年間継続することはありません。そこで、子ども達の状況を見ながら、時には理解できるまでゆっくり教えたり、お尻を叩いてライバルと競わせたりしています。学年を越えて、みんなが仲間であり、ライバルであって欲 しいと思っています。

三年生は、学童塾での生活もあと四ヶ月。後悔のないよう、目標に向かってやり切るのみです!

 

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